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タイトル | 救援物資管理システムについて |
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施策・事業名称 | 救援物資管理システムの整備 |
都道府県名 | 埼玉県 |
分野 | 防災・危機管理 |
内容 |
新潟県中越地震で、大量の救援物資が一度に特定の市町村に集中して送られた結果、物資の仕分けなどに時間がかかり、避難所に必要な物資が届かなかったという教訓を踏まえ、大規模災害時に他の自治体などから送られてくる救援物資を効率よく仕分け・配送する「救援物資管理システム」を整備した。 システムの特徴 1 物流オペレーションチームの編成 (1) 災害対策本部内に物資部、食糧部、輸送部などからなる「物流オペレーションチーム」を編成する。 (2) オペレーションチームでは、どの市町村でどのような物資が不足しているかといった物資情報を一元的に管理する。 (3) 集めた情報を元に事業者と連携して、仕分け済みの物資を倉庫から避難所ごとに必要な物資を配送する。 (4) マスコミやホームページを通じて、不足物資の品目や配送先などの物資管理情報を発信する。 2 民間物流システムの活用 県トラック協会や県倉庫協会と協定を締結し、事業者が持つ車両、マンパワーや配送・保管のノウハウを活用する。 民間倉庫の空きスペースを利用し、効率的に救援物資の受け入れや仕分けを行う。 3 品目別物資受け入れ体制の整備 (1) 食糧や生活必需品など品目別に受け入れ倉庫をあらかじめ指定する。 (2) 自治体や企業など大口物資を優先して受け入れる。 (3) 個人からの物資は、仕分けに手間取る可能性があるため、発災後1週間程度受け入れを見合わせる。 |
本件問合先 | 危機管理防災部災害対策課 |
048-830-8181 | |
a8170@pref.saitama.lg.jp |