内容 |
自殺に関連が深いとされるうつ病への対策として、中壮年期を対象に早期発見と早期対応(うつ病の早期症状である睡眠障害、相談窓口の周知)と地域住民への周知啓発の一次・二次予防の推進に取り組んでいます。
1.一般住民に対する心の健康問題に関する正しい理解の普及啓発
心の健康問題は、誰もが抱え得る身近な問題であることを認識できるよう、心の健康問題に関する正しい理解の普及啓発を図ります。
①元気獲得セミナー
・睡眠チェックリストと対処方法、・リラックス方法
②心の健康づくりセミナー
・うつ病の知識、・ストレス対処方法(音楽療法)
③リーフレット作成と配布
2.労働者自身による「セルフケア」の推進
労働者自身が心の健康について理解することにより異常の兆候に気づき、それに対処できるための情報提供・知識の普及を図ります。
○モデル事業所での取り組み
・うつ病の自己チェック、・うつ病の知識とその対応、・相談窓口、・自分なりの対処方法について学ぶ
3.管理監督者等の機能強化
労働者と日常的に接する管理監督者等が、自らの役割を理解し、職場環境の改善、労働者が相談しやすい雰囲気をつくり相談に対応できるための情報提供・知識の普及、支援方法を習得する。
○こころの元気仕掛けセミナー
対象:50人以上の事業所の事業主及び衛生管理者
内容:自殺・うつ病の実態報告、うつ病の理解と自殺予防対策、相談にあたってのポイント
4.心のセーフティーネット構築会議
働きざかり世代の心の健康問題について、専門的知識を有する地域の資源と事業所とのネットワークの構築を図ります。
|