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■平城遷都1300年記念事業の開催
西暦2010年、奈良の地にわが国最初の本格的な首都である平城京が誕生して、1300年という記念すべき年を迎えます。この記念すべき年に「平城遷都1300年記念事業」を開催します。記念事業は「歴史文化との対話と交流」をテーマに歴史文化とともに生きる豊かさ、楽しさ、美しさを発信します。
■平城遷都1300年記念事業の概要
□4つの基本事業
平城遷都1300年記念事業は次の4つの事業からなります。
○国際コンベンション事業
ユネスコ等の国際機関、政府、関西の産官学との連携のもと、「歴史文化との対話と交流」に関連する様々な国際会議、シンポジウムなどを奈良県のみならず、大阪、京都をはじめ、関西広域で開催します。
○平城宮跡事業
世界遺産であり、特別史跡である平城宮跡を会場に、歴史文化や世界遺産と共に生きる豊かさ・楽しさ・美しさを未来体験できる特設会場型の事業です。
○平城京・広域ネットワーク事業
斑鳩、明日香、吉野エリアをはじめとする県内全域、平城京とゆかりのある全国各地の地域と連携して「歴史文化」をテーマにした様々なイベント等を開催します。
○文化創造・市民参加事業
市民が「世界に誇れる日本の文化の創造者」として積極的に記念事業に参加・交流・体験できるよう文化ボランティアなどを育成します。
□3つの長期戦略プロジェクト
平城遷都1300年記念事業の魅力を形成すると同時に、記念事業後の中長期的な奈良・平城京の発展に資する戦略プロジェクトを推進します。
○新・平城京プロジェクト
歴史交流ゾーンの形成や、朱雀大路パークアベニュー構想の実現につながる戦略的プロジェクト
○世界遺産プロジェクト
世界遺産の保存と共生をテーマに奈良を世界遺産運動のキーステーションに成長させるプロジェクト
○奈良ユビキタスプロジェクト
国際的な歴史文化観光都市を目指し、ICT(情報技術)によるホスピタリティシステムを構築するプロジェクト
□開催期間
記念事業全体 2010年1月〜12月の1年間
平城宮跡事業 同年の春から秋の約半年間
□集客規模
記念事業全体 1,500万人
平城宮跡事業 500万人
■実行組織
記念事業を官民あげて推進するための実行組織として、関西の経済団体、学識経験者、社寺、行政、関係団体・機関の参画のもとに平成17年5月に平城遷都1300年記念事業協会を設立しました。会長には関西経済連合会会長の秋山喜久氏が就任、関西の主要な経済団体の代表者、学識経験者、奈良県知事、奈良市長らの役員で構成されています。
■これまでの取組
平成9年3月14日 「平城遷都1300年を考える奈良の会」を設立
平成10年4月8日 第4回「平城遷都1300年を考える奈良の会」開催
アピール「平城遷都1300年に向けて」(提言)を発表
平成11年10月13日 「平城遷都1300年記念2010年委員会」を設立(設立総会開催)
平成12年3月15日 平城遷都1300年記念事業の提案(平城遷都1300年の夢)大募集
平成13年6月12日 平城遷都1300年記念事業構想指針の策定
平成14年5月16日 平城遷都1300年記念事業マスタープラン(事業構想)の策定
平成16年6月9日 平城遷都1300年記念事業事業計画の策定
平成16年7月31日 「奈良2010年塾」開塾
平成17年4月1日 平城遷都1300年記念事業協会準備事務局を設置
---------------(以上、奈良県事業)-----------------------------------
---------------(以下、平城遷都1300年記念事業協会事業)---------------
平成17年5月16日 平城遷都1300年記念事業協会設立
平成17年7月16日 平成17年度「奈良2010年塾」開塾
平成18年2月7日 第1回理事会開催平城遷都1300年記念事業 実施基本計画を策定
平成18年4月28日 第2回理事会開催 シンボルマーク決定
平成18年7月22日 平成18年度「奈良2010年塾」開塾
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