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タイトル ときめく!ふるさとのレガシー活用・再発見事業
施策・事業名称 埋蔵文化財活用事業
都道府県名 徳島県
分野 教育・文化
事業実施期間 平成18年12月28日~
施策のポイント 文化財保護法の改正により,未指定を含めた文化財をまちづくりに活かしつつ,その継承に取り組んでいくことが必要とされ,地域における文化財の総合的な保存・活用の促進と地方文化財保護行政の強化が求められている。
1995年度に開館した徳島県立埋蔵文化財総合センターは,開館20周年(2015年)に「とくしま歴史文化総合学習館 レキシルとくしま」(以下、「レキシルとくしま」)としてリニューアルし,県の総合的な文化財保護行政の拠点として位置づけられた。「レキシルとくしま」には膨大な資料が収蔵されており,その有効活用と施設の計画的な機能強化が課題となっている。
本事業では,東京オリンピックが開催される2020年が「レキシルとくしま」にとっても開館25周年であり,この機会に所蔵品の「国重要文化財」を活用した企画展を開催するための整備を実施する。また,県内の重要遺跡の上位指定を目指した調査を実施し,これらを地域の文化遺産として活用することにより,文化財を核とした地域活性化を図る。
内容 (1)「レキシルとくしま開館25周年記念企画展」重要文化財公開活用事業
レキシルとくしま開館25周年に,3件の重要文化財を一堂に会した「レキシルとくしま重要文化財展(仮称)」を開催し,県内の重要文化財への関心を高める。2018年度に「徳島県矢野遺跡出土品」が国の重要文化財になり,「矢野銅鐸」,「観音寺・敷地遺跡出土品」とあわせて3件の重要文化財を所有する,全国でも数少ない施設としてアピールする。

・重要文化財「徳島県観音寺・敷地遺跡出土品」の修繕
「レキシルとくしま重要文化財展(仮称)」の開催に向けて,平成27年度に指定された「徳島県 観音寺・敷地遺跡出土品」を 補強・修繕する。

※参考(2020年度「重要文化財展」展示)
・矢野銅鐸
・徳島県観音寺・敷地遺跡出土品
・徳島県矢野遺跡出土品

・重要文化財の公開事業
2018年度指定予定の重要文化財(徳島県矢野遺跡出土品)160点の公開。

(2)とくしまの歴史文化学習事業
蓄積した県内各地の埋蔵文化財を活用した「地域文化財展」「学校文化財展」や「遍路道ウォーキング」を開催し,地域の文化財に対する理解を促進する。

・世界遺産を目指す「四国遍路・鳴門の渦潮」展及び講演会
・遍路道ウォーキングなどの実施
・地域文化財展・学校文化財展
・埋蔵文化財発掘成果速報展「発掘とくしま」

(3)レキシルとくしま重要文化財展示施設整備事業
重要文化財の公開活用に向けて展示設備を整備する。
レキシルとくしま研修室のLED化

(4)とくしまのレガシー(埋蔵文化財)調査事業
徳島県内の史跡・埋蔵文化財を再調査し,将来の国指定史跡や重要文化財を目指す。

・重要遺跡調査
関係市町村と連携して重要遺跡を調査し,県内の国史跡指定数(現在11件)の増加を目指す。気延山古墳群(徳島市・石井町)については,平成31年度より測量調査を開始する。

・レキシルとくしま所蔵品の再整理
レキシル所蔵品の再整理を実施することで出土品の文化財的価値を高め,保存と活用の充実を図る。国指定史跡を核とした既存の「文化財総合活用ゾーン」での展示会や学校文化財展・地域文化財展での活用が期待される。
関連
ホームページ
https://www.pref.tokushima.lg.jp/rekishiru/
本件問合先 徳島県教育委員会教育文化課
088-621-3164
kyouikubunkaseisakuka@pref.tokushima.lg.jp