先進政策バンク詳細ページ
タイトル | かながわの水源環境の保全・再生をめざして |
---|---|
施策・事業名称 | かながわ水源環境保全・再生施策(県民の意志を基盤とした順応的管理による施策展開) |
都道府県名 | 神奈川県 |
分野 | 環境 |
内容 |
【水源環境保全・再生施策について】 森林の荒廃による水源かん養機能の低下や、生活排水などによる水質の悪化を防ぎ、県民の皆様が将来にわたり良質な水を安定的に利用できるよう、さまざまな県民議論を経て平成19年度から水源環境保全・再生施策を、県民の意志を基盤とし、順応的管理の考え方に基づき展開しています。 【施策の3つの特徴】 1,「計画」に基づく事業実施 ・20年間の取組全体の基本方針を示す「かながわの水源環境保全・再生施策大綱」と、5年ごとに事業を見直しながら取組を進めるための「かながわの水源環境保全・再生実行5か年計画」を策定 ・「実行5か年計画」では、第3期の5年間(平成29から33年度まで)に充実・強化して取り組む11の特別対策事業を明らかにし、具体的な内容・目標等を提示 2,新たな「税制」の構築 ・水源環境保全税(個人県民税の超過課税)を創設 ・第3期の5年間で約200億円、年間約40億円の税収規模(納税者一人あたり年額約890円) 3,「県民参加」による施策の展開 ・施策の立案、実施、評価、見直しの各段階において、県民意見を反映することができる仕組みの構築 ・施策の点検・評価を行う「水源環境保全・再生かながわ県民会議」を設置、運営し、県民意見を集約するための「県民フォーラム」等を実施 【水源環境保全・再生施策の進捗状況】 ―平成19~27年度の主な取組状況― ・水源の森林づくり事業:19,245ヘクタールの森林整備を実施 ・生活排水処理の整備促進:247.3ヘクタールの公共下水道整備を実施 ・相模川水系上流域対策の推進:山梨県と共同で相模川水系流域環境調査を実施し、1015.6ヘクタールの森林整備と、桂川清流センターにおけるリン削減効果のある凝集剤による排水処理事業を実施 |
本件問合先 | 神奈川県環境農政局緑政部水源環境保全課調整グループ |
045-210-4352 |