内容 |
○香川県では、県財政が極めて厳しい状況にある中、限られた予算と人員で、県民サービスの水準を維持していくため、各所属に共通して存在する総務事務(服務、給与、旅費などの内部管理事務)について、総務事務システムを活用した発生源入力化などにより、事務の簡素化・効率化を図り、総務部門のスリム化や集中化を進めている。
○この総務事務改革の基盤となる総務事務システム(通称「総務navi」)は、職員の服務等実績処理や手当関連の各種届出を本人が入力するための、いわゆる「発生源入力システム」で、職員による自主開発とオープンソースデータベースの採用により、特別な費用をかけることなく構築・運用を実現した点で、全国でも例のない取り組みである。
○総務事務システム以外にも、eラーニングシステム、施設予約システム、電子職員録、庁内リサーチ(電子アンケートシステム)などのシステムも、職員が自主開発しており、そのうちeラーニングシステム、施設予約システムについては、他の自治体にも有償で提供している。
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