政策個表

タイトル 「海の森公園」の整備
施策・事業名称 東京港中央防波堤内側地区において都民等との協働でつくる大規模な海上公園「海の森公園」
都道府県名 東京都 本件問合先 東京都港湾局 臨海開発部 海上公園課
分野 環境 03-5320-5590
S0000521@section.metro.tokyo.jp
内容 ○計画の経緯
海の森公園は、平成17年2月に東京都港湾審議会から「海を活かし、森をつくり、人を育てる」をテーマとした「中央防波堤内側 海の森(仮称)構想」の答申を受け、平成19年2月に計画面積87.9ha(日比谷公園の約5.5倍)の海上公園として計画決定した。なお、平成13年12月、都市再生プロジェクト(第3次決定・内閣官房都市再生本部)において、臨海部における緑の拠点の形成を図る先導的事例のひとつとして指定された。
平成28年6月、海の森公園の海上公園計画の変更を告示し、面積約149ha(うち、陸域約95ha、水域約54ha)へ拡張した。
平成19年度から公園整備工事に着手し、協働により植樹を進めてきたエリアについて、令和6年度末までに整備完了、その後の開園を目指している。
○計画の概要
海の森公園計画地は、東側と南側とが水域に接する中央防波堤内側東に位置し、区部で発生したごみ1,230万トンで埋め立てられた台地状の土地である。森を主体とした公園であることから、施設づくりから利用や維持管理運営を都民、企業、NPO等と東京都との協働で行う、新しい事業手法をとる海上公園である。
海の森公園は、下記の基本的な考え方と視点を基にして公園づくりを進めている。
〔基本的な考え方〕
1「自然環境の再生」の取組を進める
2「活気ある個性的な公園」づくりを進める
3「新しい事業手法の展開」により公園づくりを進める
〔4つの視点〕
(1)リサイクルから進める
(2)自然環境を学ぶ
(3)ランドマークを形成する
(4)時間をかけて段階的に整備する
○具体的な取組
(都民・企業等との協働による森づくり)
海の森公園では森づくりを中心とした整備が行われている。
都民や企業、NPO等と東京都とが相互に連携して森づくりを行うなかで、それぞれの得意の分野の力を活用することによって「世代を超えて森をつくり、育て、守り続ける」協働のしくみを創りあげていく。それとともに、海の森公園は次世代に伝え継ぐ大きな財産としての役割も果たしていく。
また、海の森公園の整備・利用・維持管理・運営にあたっては、経営的な発想も考慮しながら総合的にマネジメントして、長期的に継続していくことを目指していく。同時に社会の変化や海の森公園へのニーズの変化に対応して、適宜事業の進め方の見直しや改善も行っていく予定である。
(協働事業)
◇土づくり:森の基盤である土づくりに使う堆肥は、都内の街路樹や公園から発生する樹木の剪定枝葉のリサイクルによって無償供給された。
◇苗木づくり:都内の小学校や団体及び個人のボランティアによるドングリ等からの苗木づくりを実施した。また、平成22年度末に目標額を達成し終了した「海の森募金」により苗木を調達した。
◇植 樹:平成20年から平成27年まで毎年春と秋に、都民や企業・団体等による苗木の植樹を行った。
◇管理・利用:平成25年度に、海の森事業に賛同する企業等のアイディアやノウハウを活かした新たな協働の仕組み「東京都海の森倶楽部」を設置した。
倶楽部は、海の森事業に賛同し、行催事の実施に意欲のある企業やNPOなど法人倶楽部会員から構成され、魅力的な行催事の開催などに向けて意見交換を行うプラットフォームとなっている。倶楽部会員は、単体・合同を問わず海の森公園でイベントを主催することができ(倶楽部会員事業という)、また、社員研修やCSR活動等に活用することもできる。令和3年3月現在、50の団体が倶楽部会員となっている。
東京都は倶楽部の設置者となり庶務を担うとともに、倶楽部会員事業に関連する調整を行い、各事業の共催者となる。都は、多様で魅力的な倶楽部会員事業を通じて、各事業メッセージの発信、環境保全やそれに関わる人材育成を進め、海の森公園を協働で育てていきたいと考えている。なお、海の森公園では、開園に向けた工事が実施されているが、倶楽部会員事業は並行して実施している。
関連
ホームページ
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