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タイトル | 環境政策における産学民官協働の取組み |
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施策・事業名称 | とくしま環境県民会議及びみなみから届ける環づくり会議における民間主導による協働型環境活動の推進 |
都道府県名 | 徳島県 |
分野 | 環境 |
内容 |
現在,環境政策を推進するためには,地球温暖化対策に代表されるように,産業構造やライフスタイルの大幅な転換が必要であり,従来の「行政主導」ではなく,企業の「産」,大学や高専などの「学」,NPOや地元団体の「民」と行政が一体となって実践活動を地域社会が一体となって行っていくことが必要です。 徳島県においては「とくしま環境県民会議(2000年設立)」や「みなみから届ける環づくり会議(2006年設立)」といった産学民官の協働型組織が設立され,民間主導による産学民官協働型の環境活動の推進が図られています。ここでは,従来の普及啓発主体の活動から,交通社会実験や新エネ施設の先行導入試験など「実践活動」への転換を図った実践活動に比重を移しています。 活動の実施に当たっては,若手研究者の立案,企業の中間管理職やNPO中堅理事の取組みと連携,環境部局としての県のアドバイスなど,それぞれ対等の立場で役割を果たすことによって「新たな公共」とも言える動きを始めており,今後の他の環境政策の推進においてもこの枠組みが重要な役割を果たすのではないかと期待されています。また,こうした地域のキーパーソンからの意見や提案を集約し,国に提言する試みも始めています。 徳島県においても,これらの新しい動きに注目しており,産学民官の各主体における相互の連携を図りながら柔軟で広がりのある「新しい公共」の萌芽となる協働型環境活動の推進を図って行きたいと考えています。 1 とくしま環境県民会議(2000年設立) (1)会長及び会員 佐々木 卓也(徳島大学副学長),181会員 (2)主な実践活動 ○地球環境保全の推進に関する事業 ○環境美化及びごみの減量化・リサイクルの推進に関する事業 ○環境学習の推進に関する事業 ○環境の保全・創造に資する事業 2 みなみから届ける環づくり会議(2006年設立) (1)議長及び会員 大田 直友(阿南工業高等専門学校 創造技術工学科 准教授),他22会員 (2)主な実践活動 ○水質ワーキンググループ ・河川の水質検査等 ○参加協働ワーキンググループ ・環境保全活動への高校等の生徒参加を促進するための制度を実施 |
関連 ホームページ |
https://www.pref.tokushima.lg.jp/kankyo/kankyoukenminkaigi/ |
http://tccca.org/ | |
本件問合先 | 徳島県生活環境部サステナブル社会推進課分室(環境首都とくしま創造センター) |
088-663-5371 | |
ecomirai@mail.pref.tokushima.lg.jp |