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タイトル | レアメタルリサイクルの推進 |
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施策・事業名称 | レアメタルリサイクルプロジェクト |
都道府県名 | 福岡県 |
分野 | 環境 |
内容 |
1 目的 レアメタルは、自動車やIT製品等の製造に不可欠な素材であり、我が国の産業競争力の要である。近年 の需要の増大により、価格が高騰したため、安定的な供給対策が課題となった。 このため、国においては、(1)探鉱開発、(2)備蓄、(3)代替材料の開発、(4)リサイクルの4本 柱で各種施策が行 われている。 本県では、(1)2つのエコタウン(北九州・大牟田)へのリサイクル資源やリサイクル産業の集積、(2)九州大学、北九州市立大学、佐賀大学の研究シーズの蓄積、(3)自動車関連産業、システムLSI産業などレアメタルを使用する製造業の集積等の本県のポテンシャルを活用し、廃製品からのレアメタル リサイクルの事業化に向けた検討を行ってきた。 2 事業内容 (1) レアメタルリサイクル産学官連絡会議の開催 ・レアメタルリサイクル共同研究プロジェクトの構築に向けた産学官の意見交換・情報交換の場として、平成20年7月に設置 (2) レアメタルリサイクルに関する産学官共同研究プロジェクトの推進 ・使用済電子機器からのタンタル等の分離・抽出技術に関する研究(平成24年2月に産業用電子機器からのタンタルリサイクル事業化) ・蛍光管からのレアアースリサイクルに関する研究(平成25年3月に本格的に事業化) (3) 使用済小型家電の回収モデル事業の実施 ・国のモデル事業を活用し、県域を越えた小型家電の広域回収システムを構築 ・平成20~22年度 大牟田市、筑後市、大木町、福岡市におけるモデル事業を実施 ・平成23年度 県域を越えた広域回収を実施(17自治体) ・平成24年度 回収地域をさらに拡大(30自治体) (平成25年4月1日に小型家電リサイクル法が施行) |
本件問合先 | 環境部循環型社会推進課 |
092-643-3381 | |
recycle@pref.fukuoka.lg.jp |