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タイトル | 民間事業者等との協働による大阪産(もん)のブランド化に向けた取組 |
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施策・事業名称 | 大阪産(もん)グローバルブランド化促進事業 |
都道府県名 | 大阪府 |
分野 | 農林水産 |
内容 |
◆課題分析・目標 大阪府の農林水産業は生産規模が小さいため、市場での価格競争上不利になることが多く、どのように生産現場を守り、発展させていくかが課題となっています。一方で「生産現場と消費地が近い」という都市型農林水産業としての利点がありますので、この点に着目し生産から加工・販売まで共通のブランドで一体的に推進し、様々な事業者と共に大阪を盛り上げていくこととしました。 本府では府内で栽培・採取される農林水産物や、大阪の特産品と認められる加工食品を「大阪産(もん)」と位置付けて、平成20年から一体的なPRを行っています。この「大阪産(もん)」は個別の農林水産物のブランド化ではなく、一定の要件を満たす農林水産物や、それらを原材料として使用した加工食品を包括する地域一体のブランドであるとともに、飲食サービスまでも共通のロゴマークを使用してブランドを訴求できる制度であり、府内の食品産業・飲食業と幅広く連携した革新的なブランドとなっています。 来る大阪・関西万博は、府民や国内外からの来阪者に大阪産(もん)を味わっていただく絶好の機会であり、万博のインパクトを最大限に活かして国内外におけるブランド力の向上・販路開拓を目指します。 ◆取組み内容 (1)大阪産(もん)を活用した脱炭素化推進 地産地消やマイボトル・マイ容器の使用など、府民の行動変容のきっかけとなりうるイベントを実施することで、大阪産(もん)の消費拡大を図るとともに、脱炭素社会の実現をめざします。 (2)飲食店等での大阪産(もん)の活用拡大 大阪産(もん)の活用拡大を促進するため、大阪産(もん)の魅力や仕入れに必要な情報を掲載するデータベースを構築・運用開始しました。今後、万博調達コード適合商品等の追加や一部英語化し、万博参加国等への活用の働きかけを行っていきます。 (3)国内での大阪産(もん)商品PR・販路開拓・情報発信 国内販路開拓のため民間企業と連携し、新商品の開発やレストランメニューでの地元食材の活用、大阪産(もん)・大阪産(もん)名品のPR販売等を実施しています。また、SNSやメディアを活用し、効果的に大阪産(もん)情報を発信しています。 (4)海外での大阪産(もん)販路開拓 支援機関等との連携により、大阪産(もん)事業者に対する海外物産展へのマッチング支援や海外バイヤーとのオンライン商談会の共催を実施しています。 ◆取組み後成果 ・イベントの開催 2回 ・大阪産(もん)データベース 114事業者148商品の情報を公開中 |
関連 ホームページ |
https://osaka-mon.org/ |
本件問合先 | 大阪府 環境農林水産部流通対策室 ブランド推進戦略課 大阪産推進グループ |
06-6210-9605 | |
ryutsutaisaku-g05@gbox.pref.osaka.lg.jp |