内容 |
埼玉県とHondaは、道路を安心して快適に走行できる空間とするために、それぞれが保有する道路交通に関するデータを相互に交換し、有効活用するための「埼玉県とHondaの道路交通データ提供に関する協定」を平成19年12月4日に締結した。
県は、Hondaの純正カーナビで収集される自動車走行データを分析して得られる、急ブレーキ発生箇所において安全対策を実施している。
平成20年度は、朝霞県土整備事務所管内の急ブレーキ多発箇所27箇所について、警察など関係機関と連携して現地調査・原因把握を行うことにより、安全対策を実施した。
対策が完了した16箇所について、効果測定を行った結果、対策前後の急ブレーキの発生回数は105回から29回へと約7割減少し、対策の効果が確認された。
平成21年度は、県内全域で急ブレーキ多発箇所の抽出を行い、その原因究明と安全対策の検討を行い、平成22年度には、安全対策の実施及びその効果を検証することとしている。
今後も、危険箇所の対策を早期に講じることで事故を未然に防ぎ、より安心・安全な道路空間の形成を進めていく。
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