内容 |
1 要旨
予想される東海地震等の大規模災害が発生した場合、被災地におけるボランティア活動が効果的に行われるよう、静岡県が設置する「県災害ボランティア本部・情報センター」等の初動経費をあらかじめ手当てするため、公益信託による基金として、平成14年に全国で初めて「災害ボランティア活動ファンド」を創設しました。
2 概要
公益信託制度を活用しファンドを創設。
平成14年8月16日 公益信託許可、同日付けで受託者と信託契約締結
平成14年9月13日 県出捐金の払込み(公益信託契約の発効)
平成15年2月28日 静岡県労働金庫から20,000千円の寄附
委託者 静岡県
受託者 静岡銀行、スルガ銀行の共同受託
(信託業務が可能な地元銀行)
当初信託額 30,000千円
財産残高 51,509千円(令和4年3月31日現在)
信託管理人 仁科 満寿雄 氏
運営委員 岩田 孝仁氏(静岡大学教授)ほか5名
ファンド使途は、災害に備え受託者が信託財産を運用し、災害時に取崩し、県災害ボランティア本部等の初動経費に充当します。
|