政策個表

タイトル 発達障害児・者への全庁的な総合支援プロジェクトの推進
施策・事業名称 発達障害児・者への支援に係る各事業
都道府県名 埼玉県 本件問合先 福祉部福祉政策課
分野 健康福祉 048-830-3461
a3380-20@pref.saitama.lg.jp
施策の
ポイント
【生涯を通じた発達障害児・者支援の推進】
発達障害児・者が乳幼児期から成人期まで生涯を通じて適切な支援を受けられるように、啓発の推進、専門的な知識を持った人材の育成、親への支援、診療・療育体制の強化、就労の支援を推進する。
これらの取組により、乳幼児期から学齢期、成人期までの発達障害児・者のライフステージに応じた支援施策が完成した。
内容 1 人員体制等
(1)発達障害を担当する政策幹(課長級)を配置。
(2)専任職員として7名を配置。
(3)総務部、保健医療部、病院局、教育局の課長級1名、副課長級1名、主幹級8名の計10名を兼務・併任として配置。うち3名の医師を配置。

発達障害対策に特化した合計17名体制の専担組織を作って支援体制を充実強化している。また、発達障害児・者支援を全庁的・総合的にアプローチするもので、全国的に見ても画期的な取り組みとなっている。

2 各事業の概要
《主な取組の目標と実績・成果》
1.「発達支援マネージャー」の育成
・毎年100人ずつ育成 → H23~25の累計で469人育成
2.「発達支援サポーター」の育成
・H27までに保育所、幼稚園の全クラスの担任相当数である
5,500人を育成 → H23~25の累計で3,426人育成
3.保育所、幼稚園等を巡回支援
・希望する保育所、幼稚園等を全て巡回(毎年900か所)
→ H23~25の累計で延べ2,609回、巡回 9,789人
■これらの取組により、
「気になる子を早期に発見できるようになった」
保育所や幼稚園の割合が向上した。
研修前 = 27.4 % → 研修後 82.3 %


(1)啓発の推進

ア 保育所・幼稚園・子育て支援センター向け
・早期の気づきと子どもの状況に応じた支援方法を学ぶテキストの作成・配布(全ての職員に普及)
イ 親向け
・障害特性を理解し接し方を学ぶ冊子の作成・配布(子どもの発達が気になる親に
配布)
・親向け理解啓発セミナーの開催
ウ 県民向け
・発達障害の基礎知識を理解するリーフレット等の作成・配布
乳幼児健診時(1歳6か月、3歳)に全員に配布
県内全ての医療機関や保健センター等の公共機関に配置

(2)人材の育成(発達障害児支援人材育成事業)
ア 市町村
・「発達支援マネージャー」の育成
全市町村に発達障害の知識を有する中心となる人材を育成
イ 保育所・幼稚園・子育て支援センター
・「発達支援サポーター」の育成
全ての保育所・幼稚園・子育て支援センターを対象に発達障害の知識を有し早期の気づきができる人材を育成
ウ 医療・療育の専門職
・小児科医に対する研修
小児科医を対象に実施
・保健師・看護師に対する研修
小児科医療機関の看護師等を対象に実施
・療育を担うセラピスト(作業療法士等)の育成
職種別の研修及び職種合同の現場実習の実施
エ 大学・企業等向け
・青年期、成人期の発達障害を理解し支援を広げるための冊子の作
成・配布


(3)親支援(発達障害児・者親支援事業、子どもの発達支援巡回事業)
ア 発達が気になる親向け
・伝統的な子育てを学ぶ講座の実施
親のストレスを緩和し子育てを楽しくする事業を市町村と協力して実施
・子育て支援センター・保育所・幼稚園を巡回支援
専門家チーム(臨床心理士・作業療法士・言語聴覚士)が巡回し、子どもの行動を観察し、中核発達支援センターの診療・療育へ橋渡し
イ 発達障害児の親向け
・ペアレントメンターによる相談の実施
発達障害の子どもを持つ親が経験を生かし相談・助言
・カウンセリングの実施
臨床心理士などによる心理的なケアやカウンセリングの実施
ウ 小学校
・小学校の管理職、特別支援教育コーディネーター、1~3年生
学級担任
幼稚園、保育所と連携して継続した支援ができる人材を育成
エ 医療・療育の専門職
・医師に対する研修
小児科医、精神科医を対象に実施
・看護師・保健師に対する研修
小児科及び精神科医療機関の看護師や地域で活躍する保健師を対象に実施
・療育を担うセラピスト(作業療法士等)の育成
職種別の研修及び職種合同の現場実習の実施


(4)診療・療育体制の強化
ア 中核発達支援センターの運営
・重症心身障害児施設を活用して診療と療育の拠点を整備 3か所
医師・看護師等をそれぞれ1名配置
診療・療育の受入拡大策を検討
イ 障害児通所施設での専門職による療育
・障害児通所施設において作業療法士等の専門職による療育や親への療育相談を実施

(5)就労の支援
・発達障害者就労支援センターの設置 2か所
発達障害者に特化した就労支援機関を設置し、就労に関する相談、作業体験を通じた職業能力の評価、職場で必要なコミュニケーション能力やビジネスマナーを修得する訓練、企業とのマッチング、職場 定着までをワンストップで支援

(6)その他
・サポート手帳の普及
・発達障害者支援センター「まほろば」の運営
発達支援サポーター育成研修の様子
発達支援サポーター育成研修の様子
幼保小合同ケーススタディの様子
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中核発達支援センターでの療育の様子
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関連
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