政策個表

タイトル 「みどりの風を感じる大都市・大阪」に向けて
施策・事業名称 みどりの風促進区域の取組み
都道府県名 大阪府 本件問合先 大阪府環境農林水産部みどり推進室みどり企画課都市緑化グループ
分野 環境 06-6210-9558
midorikikaku@sbox.pref.osaka.lg.jp
内容 ◆課題分析・目標
○大阪が、人や企業をひきつけ、投資を呼び込み、更なる成長を遂げていくためには、みどりなど圧倒的な都市魅力の創出が重要。
○しかしながら、「大阪はみどりが少ない」といわれるように、政令指定都市の中で大阪市の緑被率はワースト1。森記念財団の都市ランキングでも大阪のみどりは最低評価となっている。府民アンケートでも「まちなかにみどりが豊か」と感じている府民はわずか1%で府民もみどりを実感していない状況にある。
○さらに、環境面でもヒートアイランド現象が進展しており、例えば、2010年8月の平均気温は、那覇よりも高い30.8℃と「日本一暑い大阪」となっている。
○都市の風格や環境の面で大阪はまだまだ魅力的とは言いがたい。
○こうした中、「大阪の魅力向上に向けて、都市に涼しくさわやかな風を呼び込むみどりの太い軸線をつくる」という明確なコンセプトのもと、企業の様々な協力や、都市計画面での規制緩和、地域との協働などを通じて、府民に負担感ではなく、メリットを感じていただきながら、「実感できるみどり」をつくる取組みを進めている。(建築物の緑化義務や府内全域を対象とした補助制度など、規制や助成といった従来型の公共中心の供給者側の視点に立ったみどりづくりから、規制緩和や企業独自のサービスの誘発、地域ぐるみでの活動といった、民間企業や府民が主役の利用者中心のみどりづくりへとの転換をめざし、さまざまな仕組みを用意している)

◆取組み内容
○主要道路や河川など公共空間と沿線民有地(両側100m)を「みどりの風促進区域」として知事が指定。みどりづくりの取組みを重点化。(区域内は府全体の緑化目標を3年前倒しで達成をめざす。)
○区域は、大阪の都市軸を形成している放射・環状道路や主要河川の中から、緑被率の低いエリア、ヒートアイランド対策重点区域、(樹木の防災機能に着目し)広域緊急交通路の指定の有無、などを総合的に判断して指定。
○区域内で以下の取り組みを推進
1道路など公共空間と民有地との一体的な緑化に向けて、公共空間と民有地を一体的に捉えた緑化プランを地域で作成。道路と沿線民有地が接するセミパブリック空間を活用したみどりづくりを推進。
⇒3年間(平成23~25年度)の重点事業として、「みどりの風促進区域重点緑化事業」を創設し、地域における緑化プランに基づく植樹を支援。植樹する樹木は全て民間企業からの提供。さらに地域には街路樹の管理に協力いただく。
また、平成26年度からは区域内で地域の方々が共同で緑化活動を行う場合に緑化資材等を支給する「グリーンストリート支援事業」を実施。
2全国初の取組みとして、緑「視」率を確保した建築物について、所有者の選択によって建ぺい率・容積率の緩和し、緑化を誘導。
3民間企業独自の優遇措置を展開(緑化住宅のローン優遇、緑化資材や造園工事の割引、セミパブリック空間に植栽する樹木の無償提供など)
4緑化に加え、企業協力による遮熱性塗装や、打ち水のための雨水貯留施設の設置などヒートアイランド対策も実施。
5民間資金による新たなみどりづくりの取組みを展開(企業負担による芝生駐車場の実証やネーミングライツ方式による緑化施設の整備)

◆取組後成果
○H23.5 みどりの風促進区域の指定:12路線、約200km
⇒関係17市との協議に基づき指定。
⇒府民運動を盛り上げることで指定効果を高めるため、H23から8月を新たに「みどりと風の月間」に設定。のべ70万人の府民参加イベントや街路樹のオーナー制度(マイツリー)や、大学と連携した都心の気温調査「街の健康診断」など新たな取り組みをスタート。
○地域が主体となって策定した緑化プランに基づく緑化・維持管理活動:41地域(H23)、42地域(H24)、29地域(H25)
○企業・府民が共同で行う緑化活動への支援:29地域(H26)
○建ぺい率・容積率の緩和に必要となる用途地域の見直しや都市計画法に基づく地区計画の策定:6市
※緑視率の確保による規制緩和は強制ではなく選択性。緩和を受けたい方が緑視率で向上させるという仕組み。
※建ぺい率の緩和は、住宅の建てつまっているエリアで実施。法定ぺい率を上回っている既存不適格物件の建替え促進につなげる。耐火性能も定め、みどりと外壁材のダブルで防災性を高める。
○企業協賛:221社(H28.3)
※みどりの風協賛企業の登録制度をスタート(H24.3)。
○民間資金による新たなみどりづくりの取組み:公共スペースにおいて企業が整備した緑化施設に企業名・商品名を載せた名称をつけることができる。「ネーミングライツ方式」によりシンボリックなみどりを創出。平成24年度「ウェルカムガーデン新大阪(大阪花屏風)」、平成27年度にシンボルグリーン東梅田「One Greenフラワーケーキ」が完成。
みどりの風を感じる大都市・大阪に向けて
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関連
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