政策個表

タイトル 全国初「防災型お薬手帳」の作成
施策・事業名称 災害時にも安心 お薬手帳普及促進事業
都道府県名 静岡県 本件問合先 健康福祉部生活衛生局薬事課
分野 防災・危機管理
健康福祉
054-221-2410
yakuji@pref.shizuoka.lg.jp
内容 1 経過
東日本大震災において、服用している薬が津波により流出し、薬の名称がわからない事例が多く発生しましたが、救護に当たる医療関係者の間で、薬の服用履歴をはじめ、既往症、アレルギーなどの医療関係者に必要な情報が収められているお薬手帳の有用性が注目されました。
このことを踏まえ、県薬剤師会では、「お薬手帳企画・制作協議会」を設置し、県医師会、県歯科医師会及び県と共同で県下統一のお薬手帳を作成し、医療現場あるいは災害時において活用できる全国初の「防災型お薬手帳」を作成することになりました。
静岡県においては、東海地震が想定され、防災対策が求められているところです。県では、東日本大震災における教訓を活かし、お薬手帳の普及を強力に促進させ、発災時に活用できるようその有用性を周知し、常時携帯や非常持出品とすることについて県民に啓発していくため、この手帳を作成する県薬剤師会に対して助成を行うとともに啓発事業を行いました。

●東日本大震災で再認識されたお薬手帳の有用性
1.常時携行または非常持出された「お薬手帳」の活用
患者が飲んでいる薬や病気の情報が正確に伝わる。お薬手帳の情報をたどることで早期に適切な治療に結びついた。

2.救護所等での活用
救護所の薬剤師がこれまで飲んできた薬の情報や薬の名称等を「お薬手帳」に記載することで、被災地の限られた環境(限定された医薬品の種類)でも医療チームによる患者の症状に応じた効率的な治療が可能となった。また、別の避難所に移動した際も受診の継続がスムーズになった。


2 実績概要
(1)「全国初の防災型お薬手帳」に対する助成
想定される東海地震に備えることを目的として、お薬手帳の普及を強力に促進させ、発災時に活用できるようお薬手帳を常時携行又は非常持出品とするよう県民に啓発していくため、「防災型お薬手帳」を作成等する静岡県薬剤師会に対して助成を行いました。(県費1/2助成、1,000千円)
●成果品:「わたしのお薬手帳」(別添) 印刷部数 100,000冊
●特徴:1.防災情報も掲載し、常時携帯をPR
2.表紙は、防水紙…常時携帯してもすりきれにくく、万一、濡れても大丈夫
3.表紙に蛍光印刷…停電時でも所在はっきり
●配布先:津波対策の必要な沿岸部であって高齢化率の高い市町(9市5町)の薬局、診療所等(モデル事業対象地区)
(9市5町:西伊豆町、熱海市、松崎町、南伊豆町、河津町、東伊豆町、下田市、伊東市、伊豆市、静岡市、沼津市、牧之原市、焼津市、浜松市(高齢化率降順)

(2)啓発ポスター、リーフレット等による啓発活動
お薬手帳の防災時での活用方法等のPRのためのポスター(6,500部)とリーフレット(130,000部)を作成し、健康福祉センター等にて広報を行いました。

(3)小学生の保健教科書で紹介
(株)学研みらい発行の小学校5,6年「みんなの保健」において、医薬品の正しい使い方の中で災害面からも役に立つお薬手帳として写真入りで紹介されている。
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