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タイトル 効果的な災害対策のための取組-ふじのくに防災情報共有システム(FUJISAN)の構築-
施策・事業名称 ふじのくに防災情報共有システム(FUJISAN)
都道府県名 静岡県
分野 防災・危機管理
内容 1 概要
地震等の危機事案発生時において、人命救助が行えるのは発災後72時間と言われており、その間の救出・救助や負傷者、避難者への対応などを迅速かつ円滑に実施するためには、応急対策等に必要な情報を県、市町村等の行政機関のみならず、自衛隊、警察、消防等の防災関係機関、さらにはライフライン関係企業と共有化することが重要です。このため、道路や避難所、救護所、ヘリポート、病院など必要な情報をデータベース化し、電子地図(GIS)に被害状況等を表示するシステム(ふじのくに防災情報共有システム(FUJISAN))を活用することにより、防災関係機関や市町との情報共有化を進めています。
※FUJISAN:Fujinokuni Jointly Information System And Network

2 FUJISANの特徴
(ア)メインサーバーのクラウド化
サーバーを想定被災地外に置き、最新のクラウド技術を利用することで、耐災性と経費削減を図っています。

(イ)情報の可視化と共有認識に基づく対策の実現
報告された様々な災害情報を自動的に電子地図(GIS)上に表示するとともに、避難所、救護所、ヘリポート、災害拠点病院、救護病院等の名称、場所等の基礎情報をデータベース化することにより、当該道路等の被害情報や避難所・救護所施設の稼働状況等を地図上で確認できるようにしています。これにより、各機関で情報の共有ができ、応急対策時における迅速な意思決定や効果的な応急対策を可能にしています。

(ウ)緊急速報メールとの連携
緊急速報メール(エリアメール)と連携することにより、災害情報を住民だけでなく旅行者等含めた特定地域の携帯電話所持者に対して、発信できるシステムを導入しています。

(エ)簡易な操作性
本システムに導入されている電子地図ソフトは世界で利用されているものを使用しているため、誰もが簡単に操作が可能です。

3 今後の取組
誰もが使いやすいシステムになるよう、県職員の意見だけでなく市町や防災関係機関の意見を取り入れ、日々システム修正を行っていきます。
ふじのくに防災情報共有システム概要
ふじのくに防災情報共有システム概要
本件問合先 危機管理部危機情報課防災情報通信班
054-221-2591
boutsu@pref.shizuoka.lg.jp