政策個表

タイトル 病院施設のネットワーク化によるエネルギーの高度利用
施策・事業名称 埼玉県立がんセンタースマートエネルギーネットワークの構築
都道府県名 埼玉県 本件問合先 病院局がんセンター建設課
分野 環境 048-830-5995
a5990@pref.saitama.lg.jp
内容 ■目的
本事業は埼玉県立がんセンターの全面的な建替えにあたり、新がんセンターを中心とした複数の周辺施設(既存の精神医療センター、新築および既築の職員公舎6棟、東館および研究所)との間で熱と電気を融通するスマートエネルギーネットワークを構築し、エリア全体の大幅な省エネ・省CO2・ランニングコストの削減と災害に強い病院の実現を目的としています。

■事業の特徴
1.エネルギーのネットワーク化
大型医療施設を中心に、既設建築物を含む複数建物間で電力・熱を統合化しICTによる効率的エネルギーネットワークを構築する。
2.再生可能エネルギーの大規模導入
太陽光発電、太陽熱利用システムなどの再生可能エネルギーを大規模に導入する。
3.防災機能の強化
東日本大震災を教訓に災害対策の充実を図るため、非常用発電機の連携運用、飲料用の井戸浄化設備の設置、各建物に天然ガスコージェネレーションシステムを分散設置し災害時の対応力を強化する。

■事業の効果
・熱の面的利用によりエネルギー消費ピーク時間の異なる病院(昼ピーク)と職員公舎(夜ピーク)等で太陽熱やガスコージェネレーションシステムで製造した熱を融通し合うことでガス、電力の使用量を効果的に削減できる。
・エネルギー効率の劣る周辺施設の熱源設備に代わり積極的に新病院の高効率設備を運用しネットワーク経由で供給することで、他施設の熱源設備を更新することなくエネルギー消費の改善ができる。
・ICT導入によりエネルギーの「見える化」が実現したことで、特定が困難であったエネルギー削減箇所を探しだし、継続的なコスト削減計画が可能となる。
・本来、特別高圧受電やガス大口契約が出来ない施設も繋がることで大口事業者扱いとし信頼性の高く安価な大口者向けの供給契約を実現した。

※ 本事業の先導性が評価され、平成22年度に国土交通省で実施している「住宅・建築物省CO2先導事業」にも採択されました。