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タイトル | 認知症対策の推進 |
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施策・事業名称 | 早期診断の推進と適切な医療の提供 |
都道府県名 | 広島県 |
分野 | 健康福祉 |
内容 |
1 現状と課題 高齢化の急速な進展に伴い,認知症のある高齢者の増加が見込まれているが,認知症の疑いのある高齢者や家族には,早期段階での受診の重要性が十分認識されていないことや,相談窓口等が知られていないことから,重症化する患者が少なくない。 2 目指す姿 認知症の医療と介護の連携や地域住民等の支え合いにより,認知症のある高齢者やその家族が安心して生活できる社会 3 事業 〜認知症対策の推進〜 ○もの忘れ・認知症相談医(オレンジドクター) 本県では,高齢者が認知症に関して気軽に相談できるよう,かかりつけ医認知症対応力向上研修修了者, 認知症サポート医養成研修修了者等を「もの忘れ・認知症相談医(オレンジドクター)」に認定している。 【オレンジドクター数】 ・1,283人(R5.3.31現在) 【オレンジドクターの役割】 ・認知症患者及び家族の支援 ・認知症の医療及びケアに関する正しい知識の普及 ・地域における認知症患者及び家族の支援体制への協力 【周知方法】 ・オレンジドクターは,認定プレートと受診促進のためのポスターを院内等に掲示 ・県ホームページでの名簿公表や関係市町(地域包括支援センターを含む。)への情報提供 【支援体制】 ・オレンジドクターが患者や家族等に対し,認知症や適切な対応等のポイントを説明する際に使用する患者説明パンフレットを作成,配付 ・かかりつけ医による認知症の診療を支援するため,認知症サポート医名簿及び助言を受けるための相談書を県ホームページに掲載 ・認知症サポート医の活動支援のため,地域住民向け普及啓発パワーポイントを作成,配付 ○広島県認知症地域連携パス(ひろしまオレンジパスポート) 地域生活を支える医療・介護の関係機関が,医療情報や生活状況などの認知症の患者情報を共有することで,適切な医療や介護サービスにつなげる仕組づくりを目的として,県内統一の地域連携パス『ひろしまオレンジパスポート』((一社)広島県医師会が運営する「ひろしま医療情報ネットワーク」の活用を含む。)を作成・発行し,認知症患者家族に対する地域支援体制の構築と充実を図る取組を進めている。 【運用開始】平成26年4月~ 【発行機関】県内(広島市を含む。)の認知症疾患医療センター等 |
関連 ホームページ |
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/ninntisyoutaisaku/1183708415424.html |
本件問合先 | 健康福祉局地域共生社会推進課 |
082-513-3201 | |
fukyousei@pref.hiroshima.lg.jp |