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タイトル | 温暖化対策のための県独自の環境マネジメントシステム |
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施策・事業名称 | 群馬県環境GS(ぐんま・スタンダード)認定制度 |
都道府県名 | 群馬県 |
分野 | 環境 |
事業実施期間 | 平成18年4月1日~ |
施策のポイント |
産業・業務部門の温室効果ガスの排出削減のためには、企業の環境配慮活動の推進が不可欠である。そのためには、広く「環境マネジメントシステム」を普及していくことが必要である。 中小事業者等が環境マネジメントシステムを導入し、取組を定着していくため、県独自の認定制度を創設し、併せて事業者の取組を支援していくことで、環境マネジメントシステムの普及・定着を図ることとしている。 |
内容 |
<背景・経緯> 群馬県では、県内事業者の地球温暖化対策に資する事業活動を推進するため、また、そのことが社会的にも評価されるための仕組みづくりとして、平成18年度に「群馬県環境GS(ぐんまスタンダード)認定制度」を創設しました。 <目的・ねらい> この制度は、県内事業者が、温室効果ガスを持続的に削減するための計画(Plan)を立て、実行(Do)、点検(Check)、見直し(Action)を行う体制、いわゆる「環境マネジメントシステム」を整備し、これを組織的に運用することを支援するものです。 また、その取り組みを県が認定・公表することで、地球温暖化防止に配慮した事業活動の普及を図ることを目的としています。 <事業の概要> 1 認定書・ステッカーの交付 「認定書」、「認定事業者ステッカー」及び「木製額」を交付 2 事業者名の公表 (1) 認定時の公表 認定事業者の氏名、住所を県ホームページに掲載 (2) 実績の公表 「環境GS報告・継続申請書」に基づき企業の取組を公表 3 県の支援 (1) 情報提供・研修会 ・GSニュース、取組結果概要の提供 ・マネージャー研修会、省エネセミナーの開催 (2) 環境GS推進員の派遣 取組の推進や社内マネジメントシステムの構築・維持の手法などについて、環境GS推進員が直接出向き、無料の相談を実施 (3)省エネ診断員の派遣 工場等におけるエネルギー消費量の削減について、具体的な改修計画を提案できる有資格者を「診断員」として派遣し、無料の省エネ診断を実施 (4)企業のエコドライブ支援 車両に搭載するだけで運転方法を診断できる装置を無料で貸し出し、燃料費及びCO2削減を推進 (5)融資制度 ア 環境GS企業エコ改修資金 省エネ設備や新エネルギー設備の設置・改修に必要な資金を融資 イ 低公害車導入整備資金 低公害車(ハイブリッド自動車等)の購入に必要な資金を融資 (6) 加点評価 ア「群馬県建設工事競争入札参加資格審査」 イ「物品・役務の競争入札参加資格審査」 (7) ロゴマークの使用 会社案内、名刺等にロゴマークが使用可能 4 その他 (1) エコアクション21(EA21)認証・登録支援事業 審査申請前に必要な「集合コンサルティング」を無料で実施し、EA21へのステップアップを支援 (2) GS関連金融商品 環境GS認定を条件として、優遇金利や私募債引受手数料の割引など、民間金融機関においてGS関連の金融商品を利用可能 <実績・効果> 認定事業者数 2,344事業者 (令和5年3月31日現在) 【業種別認定事業者数】 ○農林水産・鉱業(15) ○製造業(332) ○建設・設備・廃棄物処理業等(619) ○商業・金融・サービス業等(1,193) ○運輸業(185) |
関連 ホームページ |
http://www.pref.gunma.jp/04/e0100157.html |
本件問合先 | 環境森林部環境政策課 |
027-226-2821 | |
kanseisaku@pref.gunma.lg.jp |