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タイトル | 防災主任の制度化と配置 |
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施策・事業名称 | 防災主任配置事業 |
都道府県名 | 宮城県 |
分野 | 教育・文化 |
内容 |
1 防災主任制度の創設 東日本大震災の発生により大きな被害を受けた本県において,防災教育の推進のための体制整備が必要であるとの考えから,平成24年3月までに「県立学校の管理に関する規則」及び県内の市町村教育委員会の「学校の管理に関する規則」を改正し,県内全ての公立学校に防災主任を配置することとなった。 本制度は,大震災の記憶が薄れることなく後世に伝える仕組みを作るとともに,自然災害に対する危機意識を高め,学校教育における防災教育推進の体制整備を図ることを目的としている。役割としては,年間指導計画の立案や校内研修等を通じて防災教育の推進に中心的役割を担うとともに,防災機能の整備にあたる。また,学校外では,家庭,地域,自治体の防災部局と連携し学校における地域防災推進の連絡調整の役割を担うこととなる。 2 防災主任に係る研修 【目的】 学校における防災教育の充実を図るとともに,地域との連携を図り,学校における防災教育等に係る推進的な役割を担う人材を養成する。 【内容】 防災主任の役割や防災教育などに関する機関研修を1日,地域との連携などに関す地域別研修を1日(計2日間)実施する。 3 防災主任配置の成果 ・防災主任が職務として防災教育に中心的に取り組むことにより,子どもの命を守るための教育活動や組織体制の整備が急速に進展している。 ・児童,生徒,教職員の災害に対する意識が高まり,積極的に防災活動等に取り組む姿が見られるようになった。 ・学校と地域の連携による避難訓練等の活動が各方面で実施され,実情に応じた実効性のある取組が地域ぐるみで展開されている。 |
本件問合先 | 宮城県教育庁教職員課 |
022-211-3631 | |
kyosyk@pref.miyagi.jp |