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タイトル J-クレジット制度に基づく一般住宅太陽光発電設備によるCO2削減と排出量取引の取組
施策・事業名称 ながさき太陽光倶楽部
都道府県名 長崎県
分野 環境
内容 ○県内の一般家庭に設置された太陽光発電設備による二酸化炭素の削減量を取りまとめ、J-クレジット制度(旧国内クレジット制度)による認証を受けてクレジット化する「ながさき太陽光倶楽部」を平成22年度に設立。(県は運営・管理者)

<これまでの取組>
(1) 事業承認
平成22年12月、「ながさき太陽光倶楽部」が、国内クレジット認証委員会により事業承認を受けた。国内クレジット制度の終了に伴い、平成26年2月には後継のJ-クレジット制度へ新たに登録申請を行い、承認を受けた。

(2) 会員募集
太陽光発電に対する県補助金の申請者に対して入会を条件付ける、県内の太陽光発電設備関連事業者を協力店として登録する制度の創設などの方法により、会員数の拡大を図った。令和4年度末の会員数は、およそ1,770名。

(3) モニタリング調査
会員に対し、平成24年6月に1回目のモニタリング調査を実施し、それ以降、令和4年度までに11回のモニタリング調査を実施。各調査ごとに、クレジット認証を行う期間の累計発電量、売電量の調査を行い、その差から全体の自家消費相当量を取りまとめた。

(4) クレジット認証
モニタリング調査の結果をもとに国内クレジット認証委員会に対してクレジット認証申請を行ない、平成24年10月1日には初めて752t-CO2の認証を受けた。それ以降、令和3年度までに13,227t-CO2の認証を受けた。

(5) クレジット売却
認証を受けたクレジットについては、11回の売却と1回の寄附の実績を有する。平成24年より継続的に購入いただいている県内企業においては、同社が販売する製品のカーボン・オフセットとして償却を10回行なっており、購入の都度、本県独自のカーボン・オフセット証書の授与式を実施。

(6) 売却益の活用
クレジットの売却益については、県の環境美化基金に受け入れを行ない、環境保全事業の財源として活用している。
地元紙に取り上げられたカーボン・オフセット証書の授与式
地元紙に取り上げられたカーボン・オフセット証書の授与式
地元紙に取り上げられたカーボン・オフセット証書の授与式(新聞記事)
地元紙に取り上げられたカーボン・オフセット証書の授与式(新聞記事)
関連
ホームページ
https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kurashi-kankyo/kankyohozen-ondankataisaku/ondanka/taiyokoclub/
本件問合先 県民生活環境部地域環境課
095-895-2512
s16080@pref.nagasaki.lg.jp