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タイトル 学ぼう!ごみ処理のこと(廃棄物処理施設に対する県民理解促進事業)
施策・事業名称 廃棄物処理施設に対する県民理解促進事業
都道府県名 栃木県
分野 環境
施策のポイント 廃棄物処理施設の重要性や安全性について、県民の理解促進を図るため、様々な事業を行っています。
内容 【事業概要】
一般家庭から出るごみや住宅の解体工事、製造工場等から出るごみ等を処理する廃棄物処理施設は、私たちの生活や地域の経済活動を支えるために必要不可欠なものであり、また、災害時には災害廃棄物の処理により地域の復旧に貢献する役割を担います。しかしながら、いまだ「迷惑施設」と捉えてしまう現状があります。
そこで、県では、関係団体と連携し、廃棄物処理施設の重要性や安全性について正確な情報を発信する等、処理施設に対する県民理解促進のための事業を行っています。

1.ごみ処理施設見学コンシェルジュ事業
県が廃棄物処理施設の見学申込み窓口となり、見学を希望する県民や企業等の希望に合わせて、見学先の提案や見学する施設との連絡調整を行います。また、見学当日は、現地に職員を派遣し、循環型社会の形成に向けた取組や本県の廃棄物行政に関する出前講座を実施するとともに、見学先でのエスコートを行っています。
廃棄物処理施設における廃棄物の適正処理や再資源化の取組を直接見学することで、廃棄物処理施設の重要性を理解してもらえるよう、取り組んでいます。

2.環境学習出前授業
県内の小学校に職員を派遣し、廃棄物処理施設紹介動画等を活用しながら、ごみが資源として再び生まれ変わる様子や廃棄物処理施設の役割等をわかりやすく説明し、環境にやさしい循環型社会づくりについて学ぶ授業を行っています。(小学4~6年生)
また、令和3(2021)年度からは、Web会議システムを用いたオンライン形式での授業も行っています。
(1) 座学「学ぼう!ごみを処理する施設」
ごみを処理する施設とリサイクル等の処理について、スライドと動画を用いて説明。
(2) リサイクル製品ゲーム
廃棄物の種類、処理の方法、リサイクル製品を線でつなぐゲームを通じて、身近なリサイクル製品について学ぶ。
(3) 座学「ぼくたち、わたしたちにできること(3R)」と環境すごろく作成
自分たちができる3Rの取組を学ぶ。また、授業で学んだ内容を活用した環境すごろくの作成。
(4) 働くクルマ~パッカー車
(公社)栃木県産業資源循環協会青年部の協力により、ごみ収集車の仕組みやごみ収集の仕事等について、実物を見ながら学ぶ。

3.廃棄物処理施設紹介動画「廃棄物処理施設探検隊」
廃棄物処理施設において、どのような廃棄物をどのように処理・再資源化しているのか紹介する動画を作成し、県ホームページやYouTubeで紹介しています(年2施設程度ずつ作成中)。

【関係団体との連携】
(公財)栃木県環境保全公社及び(公社)栃木県産業資源循環協会と連携しながら、各事業を実施しています。また、業界の意見も取り入れることで、より効果的な事業の実施を目指しています。
コンシェルジュの様子(1)
コンシェルジュの様子(1)
コンシェルジュの様子(2)
コンシェルジュの様子(2)
出前授業の様子(1)
出前授業の様子(1)
出前授業の様子(2)
出前授業の様子(2)
関連
ホームページ
https://www.pref.tochigi.lg.jp/d05/eco/haikibutsu/haikibutsu/rikaisokushin.html
本件問合先 栃木県環境森林部資源循環推進課
028-623-3228
puragomizero@pref.tochigi.lg.jp