政策個表

タイトル 豊かな海を取り戻せ!陸域・海域一体となった海ごみ対策
施策・事業名称 海ごみ対策推進事業
都道府県名 香川県 本件問合先 環境森林部環境管理課
分野 環境 087-832-3220
事業実施期間 平成25年5月15日 ~ kankyokanri@pref.kagawa.lg.jp
内容 海ごみには、海岸漂着ごみ、漂流ごみ、海底堆積ごみの3種類があり、漁業操業や船の運航に悪影響を及ぼすだけでなく、景観を悪化させ、生物の生息・生育を阻害しています。
このうち、海底堆積ごみは、国の推計では瀬戸内海に13,000トン以上あると言われていますが、海岸漂着物処理推進法でも回収・処理の責任が明確でなく、また、費用負担等の問題もあり、対策が遅れています。
これまで、海底堆積ごみの問題は、直接的な影響を受ける漁業者や沿岸地域の問題と捉えられ、漁業に伴うために産業廃棄物とみなされたり、地域での連携した取組みがなされている場合でも、漁業者が持ち帰った海底堆積ごみを地元の沿岸自治体の負担により処理することが多く、不公平感とともに、積極的に取り組めば取り組むほど、地元の負担が大きくなるという問題がありました。
しかし、瀬戸内海に堆積したごみのほとんどは、私たちの日常生活から発生したごみが、川などを通じて海に流入したものです。このため、県全域が瀬戸内海の流域である香川県では、県の呼びかけに対し、内陸部を含めた全市町の賛同を得て、全17市町と県が海底堆積ごみの処理費用を負担することにしました。
平成25年度から香川県海ごみ対策推進協議会を中心に取り組む海底堆積ごみ回収・処理システムは、漁業者が底びき網漁等で網にかかったごみをボランティアで港まで持ち帰り、一般廃棄物は地元の沿岸市町が回収・処理し、市町処理困難物は県が業者委託して回収・処理します。そして、その処理費用を、内陸部を含む全市町と県が負担し、処理実績に応じて沿岸市町に按分配賦するというものです。
また、併せて、県民の皆さんに、海ごみについて知ってもらうための体験学習や県全域を対象とした海ごみクリーン作戦、海ごみ展、広報など、海ごみの発生抑制対策等にも取組み、ごみのない美しく生物が生息しやすい「豊かな海」を目指して陸域・海域一体となった海ごみ対策を総合的に進めていきます。
このように、海に堆積したごみの問題を、陸域を含む県全体の問題と考え、内陸部の自治体にも応分の負担を求める、海域・陸域一体となった取組みは、全国初で本県独自の取組みであることから、今後、瀬戸内海でのより広域的な取組みへと発展させていくことも視野に入れて、取組状況を県内だけでなく、県外にも積極的に情報発信していきたいと考えています。
なお、令和2年度からは、処理費用は環境省の地域環境保全対策費補助金の補助対象になっています。
海底堆積ごみ回収・処理システム
海底堆積ごみ回収・処理システム
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ホームページ
https://www.pref.kagawa.lg.jp/kankyokanri/satoumi/umigomi/index.htm