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タイトル 子どもたちの主体的な学びを実現する「協調学習」の活用による授業改善の推進
施策・事業名称 未来を拓く「学び」プロジェクト
都道府県名 埼玉県
分野 教育・文化
事業実施期間 平成27年4月1日~
施策のポイント 埼玉県教育委員会では、子どもたちの「自立・協働・創造に向けた一人一人の主体的な学び」を実現するため、一般社団法人教育環境デザイン研究所 (以下CoREF)と連携し、「未来を拓く『学び』プロジェクト」を実施している。

生徒が主体的に授業に参加し、生徒同士や教員が相互に意見を述べることで課題を多面的にとらえ、より質の高い思考力・判断力・表現力等を身に付ける「協調学習」に取り組んでいる。

令和2年度からは、さらに生徒の「主体的・対話的で深い学び」を推進するため、ICTを活用した授業や、探究型の授業などについて、幅広く研究を進める。
内容 ≪主な事業展開≫

(1)未来を拓く「学び」プロジェクト(H27~)
「知識構成型ジグソー法」を用いた「協調学習」の研究と授業実践。参加教員(研究開発員)が、大学の研究者とともに、専用サイトを通じて勤務校・地域の枠を超えた授業案の共同研究を継続的に実施。
令和2年度からは、さらに生徒の「主体的・対話的で深い学び」を推進するため、ICTを活用した授業や、探究型の授業などについて、幅広く研究を進める。
各高等学校による公開授業には県内より参観者が訪れ研究協議を実施。
令和5年度は、協調学習経験の浅い教員を対象に、協調学習マイスターによる公開授業を実施予定。

【令和4年度活動実績】
・研究開発校:139校(県立高校のすべて)
・研究開発員:475名
・公開授業実施校:10校

(2)協調学習マイスター認定研修会(H26~)
「知識構成型ジグソー法」による協調学習に基づく授業改善を推進できる高度な見識・知識・技術を持った人材「協調学習マイスター」を育成。研修にはCoREFの主催する「本郷学習科学セミナー」を活用。
・認定教員数:70名
・主な実績
初任者研修「授業力向上研修」での講師
他県での公開研究授業・研修会での講師
未来を拓く「学び」プロジェクトにおける教科部会の運営支援

(3)高等学校初任者研修への協調学習研修の導入(H24~)
高等学校の初任者研修に、「協調学習(知識構成型ジグソー法)」による授業づくりの研修を導入。講師にはCoREFの研究者とともに各校で実践を重ねる研究開発員にも依頼。

若い世代の教員が他校の実践からも学び、「生徒主体の学び」を意識する授業づくりが浸透しつつある。

(4)管理職対象協調学習研修の導入(H25~)
県立学校の校長、副校長及び教頭を対象に、協調学習における授業づくりと授業観察の視点について講義・演習を実施し、教員の授業力を高めるためのマネジメント能力の向上を図っている。
公開授業研究会の様子
公開授業研究会の様子
シンポジウムの様子
シンポジウムの様子
教科・学校の枠を超えた教員ネットワークの形成
教科・学校の枠を超えた教員ネットワークの形成
関連
ホームページ
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/manabikaikaku.html
https://manabi.spec.ed.jp/coref/
https://ni-coref.or.jp/
本件問合先 教育局県立学校部高校教育指導課
048-830-6766
a6760-26@pref.saitama.lg.jp