先進政策バンク詳細ページ
タイトル | 環境にやさしい農業の推進 |
---|---|
施策・事業名称 | 環境保全型農業・有機農業推進事業費 |
都道府県名 | 山梨県 |
分野 | 農林水産 |
事業実施期間 | 令和3年4月1日~ |
施策のポイント |
有機農業や環境保全型農業などの化学肥料や化学合成農薬に頼らない「環境にやさしい農業」は慣行栽培より生産性が不安定であることから、農業者が安心して取り組める環境整備が必要である。 山梨県では、環境にやさしい農業の推進に取り組む生産者を技術的に支援するとともに、消費者に生産物の安全性を理解してもらう機会を設けることにより販路拡大を図り、環境にやさしい農業を推進する。 |
内容 |
(1)生産拡大対策 ○環境保全型農業直接支払制度の活用 ・化学肥料5割削減、化学合成農薬5割削減(果樹は3割)の取り組み実施を支援する。 ○有機農業地域普及展示圃場の設置 ・先進農家による栽培技術の実証圃場を設置し、圃場で研修することにより互いの技術向上や新規就農者のレベルアップを図る。 ○環境にやさしい農業推進会議の開催 ・有機農業の進捗状況の検証と施策の方向性を検討するため農業者、学識経験者などの意見を聴取する。 (2)販路拡大に対する取り組み ○有機農産物流通促進・交流セミナーの開催 ・全国の先進的な有機農業研究者や、有機農産物の流通事情に携わる関係者を招き、専門的な講演会を開催する。 ○やまなし有機農業連絡会議との連携 ・「オーガニックフェスタやまなし」の開催 ・「オーガニックビジネス実践拠点づくり事業」を活用し、学校給食における有機農産物の利用拡大に取り組む。 (3)人材育成対策 ○農業大学校における有機農業にかかる講義の充実 ・有機農業特別講座(公開講座)を実施する。 ・就農トレーニング塾に有機農業コースを設置する。 ・職業訓練科に有機農業コースの設置 ○有機農業指導員の育成 ・県の普及指導員が有機JASに関する指導や助言ができるよう、研修会に参加し資質向上を図る。 |
関連 ホームページ |
https://www.pref.yamanashi.jp/nougyo-gjt/yuuki/yukinogyonituite.html |
本件問合先 | 農政部農業技術課有機農業・研究担当 |
055-223-1618 | |
nougyo-gjt@pref.yamanashi.lg.jp |