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タイトル | 河川におけるアオコ群対化・腐敗臭発生の抑制 |
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施策・事業名称 | アオコ抑制装置設置等業務委託 |
都道府県名 | 茨城県 |
分野 | 環境 |
内容 |
1 目的 平成23年の夏季に13年ぶりに霞ヶ浦でアオコが大量発生し,土浦市街を 流れる新川や備前川で,遡上したアオコが住宅地近傍で集積・腐敗し, 腐敗臭の発生や景観の悪化が生じた。 このため,新川の河川内に「アオコ抑制装置」を設置することにより, アオコの発生抑制,アオコの群体化抑制及び腐敗アオコの堆積防止 (悪臭防止)を図る。 2 内容 (1)アオコ抑制装置の構成・機能 ・水流発生装置による流動循環(流動範囲は30m以上)を行い,アオコの 群体化を抑制。 ・超音波照射によりアオコを沈降させる。 ・オゾン発生装置によりアオコを含んだ湖水の腐敗臭を抑制する。 (2)運転期間 平成24年7月2日から10月31日までの4か月間 3 成果 ・抑制装置の運転及び船のスクリューによる攪拌対策により,設置場所 周辺では,市役所に寄せられた悪臭被害の苦情件数が前年の200件以上 から4件と大幅に減少した。 ・流動範囲:概ね下流40〜50m付近 ・装置前後における沈降効果を確認 ・装置周辺の臭気強度:0(無臭)~1(やっと感知できる臭い) |
本件問合先 | 県民生活環境部環境対策課水環境室 |
029-301-2968 | |
lake@pref.ibaraki.lg.jp |