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タイトル | 全国初!感染症対策の司令塔機能を果たす広島版CDCの開設 |
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施策・事業名称 | 広島感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC)事業 |
都道府県名 | 広島県 |
分野 |
防災・危機管理 健康福祉 |
内容 |
【概要】 過去の新型インフルエンザのパンデミックや,近年の多剤耐性菌の院内感染事案など,これまでの経験等から見えてきた課題に的確に対応するため,平成25年4月1日,県庁の行政権限としての「判断機能」に「検査機能」と感染症や細菌学,疫学の専門的な「調査機能」を統合した感染症対策の司令塔機能を果たす「広島県感染症・疾病管理センター(広島版CDC)」を開設した。 【組織体制】 センター長に元県立広島病院院長を迎え,情報収集・情報発信や行政判断を行う「感染症疾病管理部」,県内の感染症専門医・疫学専門家が非常勤で従事する「感染症専門部」,感染症の検査・研究を担当する「保健研究部」の3部33名で構成(令和5年4月1日現在)。その他一類感染症や新型インフルエンザ等感染症が発生した場合に,県内での早期の感染拡大防止を行う「広島県感染症医療支援チーム」の事務局を担っている。 【事業概要】 感染症に係る情報の収集から対策の企画立案,検査・研究まで,一元的・一体的に行うとともに,重大事案や大規模な感染症の発生時には,感染症専門医や疫学専門家などで構成する「特別疫学機動班」を現地に派遣するなど危機管理対応を担う。また,平常時には,関係の医療機関や団体等と密接なネットワークを構築して積極的な情報提供を行うほか,県内で疫学・感染症に携わるスタッフ等を対象にした専門研修を実施する。さらに,県内で新興感染症が発生した場合,迅速かつ的確に対応できる医療提供体制を整備するため,平成30年3月に県全体で感染拡大防止のための支援を行う広島県感染症医療支援チームを設置し,令和2年に発生した新型コロナウイルス感染症のクラスター対応にも貢献している。 |
関連 ホームページ |
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hcdc/ |
本件問合先 | 健康福祉局新型コロナウイルス感染症対策担当(広島県・感染症疾病管理センター) |
082-513-3068 | |
hcdc@pref.hiroshima.lg.jp |