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タイトル | 災害派遣福祉チームの設置 |
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施策・事業名称 | 災害派遣福祉チーム派遣体制強化事業費 |
都道府県名 | 岩手県 |
分野 |
防災・危機管理 健康福祉 |
内容 |
岩手県では、福祉関係団体等とともに、「岩手県災害福祉広域支援推進機構」を設置し、大規模災害時に避難所等において要配慮者の福祉・介護等のニーズ把握や応急支援などを担う「災害派遣福祉チーム」の取組を進めています。 1 岩手県災害福祉広域支援推進機構について (1)設置趣旨 大規模災害時における要援護者の様々な福祉・介護等のニーズ把握や応急支援などを広域的に行う仕組みづくりについて協議、検討するとともに、大規模災害発生時において「災害派遣福祉チーム」の派遣主体となる官民学の共同組織として「岩手県災害福祉広域支援推進機構」を設置するもの。 (2)推進機構の構成 •本部長:岩手県知事 •副本部長:岩手県保健福祉部長 •事務局:社会福祉法人岩手県社会福祉協議会 •委員:構成26団体(福祉関係、医療・保健関係、学識経験者、行政)の代表者等 (3)主な活動内容 •広域的な要援護者支援のあり方、チームの派遣調整に関する検討・協議 •市町村、関係機関・団体との協力連携体制の構築(事前協定締結等) •チーム活動に関する周知、啓発 •チーム員の募集、研修の実施、チーム員の登録及びチーム編成 •災害発生時の被災地へのチーム派遣決定 等 2 災害派遣福祉チームについて (1)チームについて 社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士等福祉専門職で一定の研修を受けた者をチーム員として登録し、災害救助法が適用となる程度の大規模災害発生時に4~6人程度でチームを編成し避難所等に派遣されます。 避難所等においては、行政、保健・医療、避難所運営者、その他関係者と連携し、要配慮者を支援します。 【チームの概要】 •チーム編成 福祉職の混成チーム(高齢・障がい・児童・保育等)、4~6名 •活動期間 発災初期の概ね5日間程度(必要に応じて延長・追加派遣) •活動場所 一般避難所、福祉避難所等 •チーム員 福祉職能団体会員、施設職員等 (2)チームの活動内容 【初期対応の例】 •福祉相談体制の確立(避難所内相談窓口の支援等) •スクリーニング(聴き取りによる要援護者等の分類) •優先的な移送の調整(社会福祉施設への緊急入所・福祉避難所への移送等のコーディネート) •福祉避難室の確保(一般避難所内での要援護者用別室確保の支援) 【その他の活動例】 •相談支援 •ニーズの掘り起こし •環境整備 •衛生対策 •情報提供 •生活支援 など |
関連 ホームページ |
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/fukushi/chiiki/fukushisuishin/1003512.html |
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/fukushi/chiiki/fukushisuishin/1003513.html | |
本件問合先 | 保健福祉部地域福祉課 |
019-629-5423 | |
ad0004@pref.iwate.jp |