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タイトル | 厳しい学校でも成果を上げている取組を実施する学校を応援します! |
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施策・事業名称 | 頑張る学校応援事業 |
都道府県名 | 岡山県 |
分野 | 教育・文化 |
施策のポイント |
(1) 優良実践を県下の学校へ普及し、多くの学校の課題解決に繋げる。 (2) 優良実践校の取組に応援費を交付し、取組の更なる充実を図る。 → (1)(2)により、より良い教育活動を目指して取り組んでいる全ての学校を支援する。 |
内容 |
1 本事業の概要 (1) 本県教育の現状 全国調査における結果などから、本県の子どもたちは、学力の定着や家庭での学習習慣が不十分であり、また、暴力行為や不登校の状況が極めて厳しい状況にある。 (2) 施策への思い ・学校訪問をする中で、課題を的確にとらえ、組織的に取り組み、成果を上げている学校もあれば、頑張っているが成果の出ない学校もあり、そうした学校に優良実践を紹介し、支援したい。 ・これまでにない視点での取組により、現状を打破したい。 (3) 優良実践校の選定 学校の課題に即した創意工夫や学校全体の組織的な取組、地域と一体となった取組等が効果的に行われ、改善に成果が見られた学校を優良実践校(小学校20校、中学校10校)として選定する。 (4) 応援費の交付 ・優良実践校に1校当たり100万円の応援費を交付する。 ・校長の裁量で、教材・教具の開発・整備、教員の先進校視察、外部講師の招へいなど、取組の更なる充実に充てる。 ・優良実践校の取組に寄与した市町村教育委員会の独自の取組の充実にも、応援費の一部を充てることができる。 (5) 優良実践の普及 ・優良実践校は、授業公開等により自校の取組を積極的に県下の学校へ発信する。 ・教育委員会は、取組をホームページや教職員研修等で広く周知する。 2 取組の実績 (1) 優良実践校 H26:小学校19校、中学校8校、中学校区3校区 計30件 H27:小学校18校、中学校8校、中学校区4校区 計30件 (主な取組) ・凡事徹底(あいさつ、靴そろえ、そうじ等) ・特別支援教育の観点を取り入れた授業づくり ・学習規律の徹底 ・補充学習や家庭学習の充実 (2) 取組の普及方法 ・優良実践校を会場とした研修講座の実施 ・総合教育センターの研修講座における講師への起用 ・優良実践校発表会の開催 ・各市町校長会等での取組の発表 ・県ホームページでの掲載 ・広報誌(教育時報)での連載 (3) 普及の状況 (アンケート調査) ○ 小中学校長アンケート結果(H27.4.27実施 回答率100%) ○「優良実践校の取組を参考に、すでに改善に取り組んでいるものがある。」 → 50.9% ○「優良実践校の取組を参考に、今後改善に取り組む予定のものがある。」 → 38.4% ※約9割の学校が優良実践校の取組を参考にしている。 |
関連 ホームページ |
http://www.pref.okayama.jp/somu/zaisei/yosan/tousyo26-0214-aramashi5.pdf |
http://www.pref.okayama.jp/page/404919.html | |
本件問合先 | 教育庁教育政策課 |
086-226-7571 | |
kyoiku@pref.okayama.lg.jp |