政策個表

タイトル 土着天敵を活用した総合的病害虫管理技術の普及
施策・事業名称 持続的農業推進事業
都道府県名 高知県 本件問合先 高知県農業振興部環境農業推進課
分野 農林水産 088-821-4545
160501@ken.pref.kochi.lg.jp
施策の
ポイント
化学農薬に頼らない農業を進めます。
内容 1 背景・目的
農薬による環境負荷の低減や、病害虫の農薬に対する抵抗性の回避など化学合成農薬だけに頼らない総合的病害虫管理技術の確立および普及を図る。また、天敵利用技術の高度化や、低コスト化のために土着天敵を活用した総合的病害虫管理技術体系の構築を図る。
※総合的病害虫管理技術(IPM技術)とは・・・化学農薬だけに頼らず天敵などの生物的防除、防虫ネット・防蛾灯など物理的防除など様々な技術を組み合わせて、農作物の収量や品質に経済的な被害が出ない程度に病害虫の発生を抑制する考え方。

2 取組みの概要
・総合的病害虫管理技術を特別な技術でなく慣行技術にするため技術導入品目の増加、県内全域へ普及を図った。
・各地区で総合的病害虫管理技術研究会等を開催し、研修会等により普及指導員および研究員の技術情報の共有を図った。
・土着天敵の活用、品目ごとの技術確立をするため、各地に実証展示ほを設置した。
・「総合的病害虫管理技術指導者のための指導マニュアル」を11体系作成し、普及に取り組んだ。
(促成ナス、促成ピーマン、促成シシトウガラシ、雨よけ米ナス、施設ミョウガ、施設イチゴ、施設ニラ、施設サヤインゲン、施設キュウリ、ショウガ、オクラ)

3 環境保全型農業の推進方針、体制整備
・環境保全型農業推進基本方針の策定(H6)
・環境保全型農業を推進する中核的機関として「環境保全型畑作振興センター」を設置(H7)
・「高知県環境保全型農業総合推進プラン」の策定(H19)
・県環境保全型農業推進協議会を中心に総合的病害虫管理技術の普及を推進
・第1期高知県産振計画「総合的病害虫管理技術の開発と県内全域への普及」の策定(H21)
・第2期高知県産振計画「総合的病害虫管理技術の全品目への普及を加速化」の策定(H24)
・第3期高知県産振計画「IPM技術のさらなる普及拡大戦略」の策定(H28)
・第4期高知県産振計画「IPM技術の普及拡大」の策定(R2)

4 成果
・総合的病害虫管理技術はナス、ピーマンを中心に園芸品目で普及し、他の品目へと拡大している。高知県のナスで確率されたタバコカスミカメなどの土着天敵の利用技術は、他県へも普及している。
・品目別天敵普及率 :戸数(面積)
ナス類 (H22→R2):51%(59%)→99%(99%)
ピーマン類(H22→R2):64%(77%)→88%(95%)
キュウリ (H22→R2):2%(2%)→35%(37%)
・土着天敵温存ハウスの設置 (H22→R元) :10→11市町村
高知県の天敵利用について(1)
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高知県の天敵利用について(2)
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関連
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