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タイトル 「もし埼玉県庁が株式会社だったら」改善運動
施策・事業名称 「もし埼玉県庁が株式会社だったら」改善運動
都道府県名 埼玉県
分野 行財政改革
事業実施期間 平成25年4月1日~
施策のポイント 埼玉県では「スピード(Speed)」「スマイル(Smile)」「スピリット(Spirit)」の3つのSをキーワードに、平成16年度から業務改善運動に取り組んできた。
平成25年度からは、株式会社が持つ優れた3Sを取り入れるため、「もし埼玉県庁が株式会社だったら真っ先に何に取り組む必要があるか」について議論し、すべての職場で業務改善に取り組んでいる。
内容 「もし埼玉県庁が株式会社だったら」改善運動の内容
1 取組の視点
○ 埼玉県庁が「日本一の県庁」となるため、「もし埼玉県庁が株式会社だったら」と想定し、真っ先に何に取り組む必要があるか各職場で議論し、取組を決定
○ 平成27年度からは各部署の事業本体を改善する「本業の改善」と事務改善的な「小さな改善」の2部門に分けて実施

2 優秀取組選考の流れ
(1)優秀取組
○1次審査
民間企業等経験者枠で採用された職員の意見を踏まえ改革推進課で選定
○2次審査
民間企業経営者、副知事が審査員となり優秀取組を決定

(2)最優秀取組
優秀取組の中から知事が決定

3 優秀取組の全庁への展開
表彰などを通じ、優秀な取組の全庁展開を図る

【参考】
○平成25年度の最優秀賞:「会議15分ルールの徹底」(高齢介護課)
会議を効率化するため、会議の時間を15分間とし、立ったまま会議を実施するなど時間管理を徹底する。

○平成26年度の最優秀賞:「電話対応の向上~毎朝確認しています。電話対応チェックシート!~」(障害者福祉推進課)
「電話対応チェックシート10か条」を作成し、スタートミーティングで毎日1か条ずつ読み上げ、全員で電話対応のポイントを確認することで、電話対応のレベルアップを図る。

○平成27年度の最優秀賞
<1> 「本業の改善」部門:ハラール化粧品市場への参入支援(薬務課)
イスラム諸国の化粧品市場をターゲットに産学官が連携して県内企業を支援するなど、企業的な発想をもって戦略的に産業振興に挑戦した。

<2> 「小さな改善」部門:最小で最強の県税事務所を目指すアグレッシブな取組~県税平均1.5倍の事務処理量/人への対応~(さいたま県税事務所)
「捜索用」など出張の目的別「お出かけセット」の整備により出張の準備時間を短縮したり、ベテラン職員による『先輩塾』の開講により業務のノウハウを次世代に継承できるようにした。また、繁忙期の応援や所内の連携を行うなど効率的な組織の運営を行った。

○平成28年度の最優秀賞
<1> 「本業の改善」部門:救急現場へのスマートフォン導入による搬送時間の短縮(医療整備課)
重症救急患者の医療機関への受入照会回数を減らし搬送時間を短縮するため、救急医療情報システムにスマートフォン対応機能を追加し、新たな予算を掛けずに救急車及び救急医療機関へのスマートフォン導入を進めた。

<2> 「小さな改善」部門:退庁時間の「見える化」による時間外勤務縮減(財政課)
時間外勤務を縮減するため、朝礼の際に退庁時間を宣言した上で、各自の退庁時間を「見えるボード」に書き込み、周囲の職員が見えるよう掲示することで、時間外勤務時間を前年度に比べ約2割削減した。
関連
ホームページ
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0104/moshikabu/index.html
本件問合先 企画財政部行政・デジタル改革課
048-830-2140
a2440@pref.saitama.lg.jp