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タイトル 上水の予備水源の活用による水系を越えた新たな工業用水の広域供給体制の構築
施策・事業名称 島田川分水事業
都道府県名 山口県
分野 地域振興・まちづくり
施策のポイント ●県経済の中核を担う周南地区において、上水の予備水源の活用による水系を越えた新たな工業用水の広域供給体制を構築し、企業ニーズに応じた新たな水資源を確保すること。

●工業用水の安定供給体制の構築により、コンビナート企業の競争力の強化はもとより、瀬戸内地域の産業集積を活かした新たな発展基盤づくりに向けて大きく貢献できること。
内容 【概要】
周南地区のコンビナート企業は、渇水による水不足により、毎年のように自主節水を余儀なくされており、本県産業力の再生・強化を図る上でも「産業の血液」と称される工業用水の安定供給が大きな課題となっていたことから、企業ニーズを的確に踏まえた新たな水資源確保対策として、光市が中山川ダムに持つ上水道の予備水源を活用し、水系を越えた新たな工業用水を周南地区に供給する「島田川分水事業」に平成27年度に本格着手し、令和2年度から給水を開始した。

【効果】
水系を越えた広域的な供給体制の構築は、工業用水の安定供給を確保する上で欠かせない極めて重要な取組である。こうした取組は、企業の自主節水の緩和のみならず、企業の新規立地や新たな事業展開を促進し、瀬戸内地域の産業集積を活かした新たな発展基盤づくりに向けて大きく貢献できる。


【島田川分水事業の概要】

1 総 延 長 約10km(光市:下林取水場~下松市:御屋敷山配水池)
2 給 水 量 14,100㎥/日
3 総事業費 約40億円
本件問合先 企業局 電気工水課
083-933-4041
a40400@pref.yamaguchi.lg.jp