タイトル |
地元小学校と連携し郷土の火山災害を学び、火山砂防施設への理解と防災意識を向上
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施策・事業名称 |
親と子の火山砂防見学会
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都道府県名 |
北海道
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本件問合先 |
北海道上川総合振興局旭川建設管理部
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分野 |
防災・危機管理
教育・文化
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0166-46-4915
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施策の ポイント |
本道中央部に位置する活火山の「十勝岳」では、大正15年の噴火に伴う泥流により、144名が犠牲となる大災害を経験している。
十勝岳は、その後も概ね30年の周期で中・小規模のマグマ噴火を繰り返している。
前回(昭和63年~平成元年)の噴火を契機に北海道では、火山噴火や泥流から麓のまちや住民を守るため、観測機器の設置や砂防施設の整備を進めている。
これにあわせて、過去に大きな被害を受けた上富良野町の教育委員会と連携し、地元 の小学生を対象とした火山砂防見学会を毎年継続して実施している。
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内容 |
(目 的)
火山と共に生きる郷土への理解を深め、火山泥流対策のための砂防施設を知ってもら うとともに、防災意識の向上を図る
(対 象)
上富良野町内の小学校4年生とその親
(内 容)
・ 火山や砂防施設の仕組みのビデオ学習
・ 泥流被害の跡や泥流堆積物の観察、記念碑などを回り火山災害の状況を実地で学習
・ 実際の砂防施設の見学と火山模擬実験で噴火や泥流被害をわかりやすく学習
(その他)
平成2年から29年(28回目)までに延べ5,686名が参加
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