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タイトル | とっとり森・里山等自然保育認証制度 |
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施策・事業名称 | 鳥取県野外保育促進事業 |
都道府県名 | 鳥取県 |
分野 |
健康福祉 人口減少対策 |
内容 |
【経緯】 鳥取県では、平成21年に智頭町で「森のようちえんまるたんぼう」が開設されて以降、東・西部において広がりを見せていた。しかし、これらの森のようちえんの実施形態が、既存の保育所・幼稚園等の実施要件になじまず、継続的な公費助成を受けられないため、安定した運営することが困難なケースが多かったため、鳥取県では、平成25年度に官民学の協働提案・連携推進事業「森のようちえん認証制度の創設検討」において制度内容を検討し、平成27年度から制度を創設することとなった。 【制度の目的等】 1年を通して野外での保育を中心に行う園に対して、鳥取県が独自に創設した「とっとり森・里山等自然保育認証制度」による基準に基づき認証し、支援することで、鳥取県の豊かな自然を活かして子どもたちが健やかに育つことを目的とする。 《主な認証基準の概要》 ○活動時間 ・原則、週5日、年間39週活動すること。 ・1週間の自然フィールドの活動時間は、概ね10時間以上とすること。 ○対象年齢 2歳児(年度中に満3歳となる児童を含む)から就学前児童 ○人員配置 ・保育者は児童6人に1人以上配置し、最低でも2人は配置すること。 ・保育者のうち1名以上は、保育士または幼稚園教諭であること。 ・緊急時の医療的対応、定期健康診断等を行う嘱託医を置くこと。(保育所と同様) ○設備 ・フィールド…活動を行うための自然フィールドが複数あること。 ・拠点施設…大雨・大雪や冷温から避難でき、または拠点となる施設を備えること。 ・安全対策…安全対策マニュアル(予防、緊急対応両面)を作成し、それに基づき活動すること。 《認証した園》 7園 【効果】 県として、既存の幼稚園・保育所と同様に森のようちえんへ支援を行うことで、子どもの発達の促進以外に、以下の側面で効果をもたらしている。 ・中山間・過疎地域振興、移住定住の促進 鳥取県の特徴である「豊かな自然」を活かした「森のようちえん」では、県外からの通園や、移住者も増加している。 |
本件問合先 | 鳥取県子育て・人財局子育て王国課 |
0857-26-7868 | |
kosodate@pref.tottori.lg.jp |