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タイトル | 減塩55プログラムの取組 |
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施策・事業名称 | 減塩55プログラム事業 |
都道府県名 | 静岡県 |
分野 | 健康福祉 |
内容 |
<内 容> 1 概要 県民の健康寿命のさらなる延伸を図るため、本県の健康課題である脳血管疾患の年齢調整死亡率の減少を目指し、平成27年度より5年で5%の減塩を目指す「減塩55プログラム」を推進している。初年度は、通常、把握することの困難な自分の食塩摂取量を、簡便に把握することのできるチェック票を開発し、平成28年度は、チェック票の普及(食塩摂取量が多いことに気づくことにより、減塩行動につなげる「気づいて減塩」)とともに、地域等の比較を行う分析等を進めてきた。 しかし、減塩は、個人の努力だけではなく、食品中の食塩の低減など環境整備が重要視されているため、減塩に着目した環境整備(「気づかず減塩」)を推進していく。 2 リーフレット「ふじのくに お塩のとりかたチェック」の特徴 ○「お塩のとりかたチェック票」は、静岡県民特有の食塩摂取の状況を把握するために、県民の食事調査及び24時間尿のナトリウム量データ等を用いて開発 ○チェック票の項目のうち、食塩摂取量と関係の大きそうな4項目については、点数に重み付け(味付け、味の付いたご飯、汁物類、ファストフード)して点数化し、赤信号、黄信号、青信号の3段階で評価 ○チェック票の項目は、その性質によって、 a.食塩摂取量が多くなる食べ方 b.食塩を多く含む食品・料理 c.下味がしっかりついており、さらに調味料を足して食べる料理 の3つに分けて解説 ※リーフレット「ふじのくに お塩のとりかたチェック」は、令和2年度には健康福祉センター、市町、健康保険組合、健診センター等で約7,600部が活用された。 3 今後の展開計画 (1)「気づいて減塩」の推進 ○市町、企業等での既存事業でのチェック票の活用推進 ○健康格差等の解消を目指したチェック票結果の分析の実施 ○市町等でチェック票の結果を地域診断へ用いるための分析支援 ○チェック票結果等を用いた普及啓発媒体(卓上メモ)の作成、事業所給食施設等への配付 等 (2)「気づかず減塩」の推進 ○社員食堂を有する事業所の給食従事者・健康管理担当者等を対象とした研修会の開催 ○給食施設での汁物塩分濃度測定、減塩の進め方等に関する研修会 ○減塩に着目した給食関係者等による検討会の開催 (3)減塩55プログラム検討部会の開催 |
関連 ホームページ |
http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-430/kenzou/genen55.html |
http://shizuoka-shokuiku.jp/genen55/ | |
本件問合先 | 健康福祉部健康増進課 |
054-221-2779 | |
kenzou@pref.shizuoka.lg.jp |