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タイトル | 「伐る・使う→植える→育てる」循環型林業の推進による森林資源の活用と木材生産技術者の育成 |
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施策・事業名称 | 木材生産流通強化推進費 |
都道府県名 | 愛知県 |
分野 | 農林水産 |
事業実施期間 | 平成28年4月1日~平成31年3月31日 |
内容 |
【目的、背景、現状等】 ・本県の森林資源は充実し本格的な利用期を迎えていることから、これまでの育てる林業から資源を活かす林業への変革が必要である。 ・また、県内においては平成28年度から既存工場の生産力が向上するほか、平成29年度以降、大型の木質バイオマス発電所や製材工場が相次いで稼働するなど県産木材の確実な需要増が見込まれている。 ・こうしたことから、これまでの間伐に加え主伐により木材生産量の増大を図るとともに、今後の林業を担う人材の確保・育成を行った。 【事業概要】 ◇ 木材生産流通強化推進費 (1)木材生産向上対策推進費 ア 循環型林業推進トライアル事業費 ○木材生産への参入に意欲的な民間事業体に対し研修地を提供し循環型林業の実施を支援 ・実施面積3ha ・低質材の生産(全木フル活用)に要する経費を補助 ・徹底獣害対策経費を補助 イ 木材生産技術者育成対策 (ア) 木材生産技術者育成対策(新規参入支援) ○新規参入の課題解決のための意見交換、循環型林業トライアル施業地等への技術者派遣、木材生産技術者の育成研修を実施 (イ) 林業現場技能者育成 研修 ○高度な知識・技能を有する林業技術者を育成するための研修を実施 ウ 循環型林業技術普及・定着促進事業費 ○検討会、技術者養成、循環型林業見学ツアーの実施 (2)木材生産流通強化推進費 ア モデル事業費補助金 ○県内各地において主伐・再造林、獣害対策を行うモデル事業に対して補助 ・実施面積16ha ・主伐(低質材生産、全木フル活用)と再造林の一貫作業経費を補助 ・低質材の生産(全木フル活用)に要する経費を補助 ・徹底獣害対策経費を補助 【参考】計画期間(H28~H30)における循環型林業の実績 ○トライアル事業 平成28年度実施面積 2.15ha 平成29年度実施面積 2.09ha 平成30年度実施面積 2.74ha 合計面積 6.98ha ○ モデル事業 平成28年度実施面積 22.39ha 平成29年度実施面積 17.70ha 平成30年度実施面積 16.04ha 合計面積 56.13ha ○ 技術実証事業 平成28年度実施面積 2.17ha 平成29年度実施面積 1.74ha 合計面積 3.91ha |
本件問合先 | 農林基盤局林務部林務課 |
052-954-6407 | |
rinmu@pref.aichi.lg.jp |