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タイトル 岡山の果物を売り込め! ~岡山ブランドを世界一に~
施策・事業名称 農林水産物ブランド化推進事業
都道府県名 岡山県
分野 農林水産
事業実施期間 平成25年4月1日~
施策のポイント 1県職員が東京市場に駐在し、流通関係者との信頼関係を構築
2県産果物の最高級品質をPRし、ブランド力をアップ
3海外ニーズに応じた売込を行い、岡山ブランドを定着化
内容 1 事業概要
岡山県産の果物は最高級品質が強みであるものの、全国への情報発信も期待できる首都圏では認知度が低く、ブランド力が発揮できていなかった。
このため、マーケティングの強化に向け、県職員が東京市場に駐在し、主力品目である白桃やピオーネのプロモーションを果物専門店等の協力を得て開催することなどにより、トップブランド化を進めるとともに、海外ニーズに応じた売込を展開した。

2 事業内容
(1)首都圏マーケティング強化
平成25年度から東京市場に県職員が駐在し、市場の動向や消費者ニーズを産地に伝え、県が旗振り役となってマーケットインの視点による市場出荷を進めることにより、流通関係者との信頼関係を構築した。
(2)ブランド力アップ
高級果物専門店や百貨店にビジネスパートナーとして認められるまで県職員が足繁く通い、世界的なブランド企業とタイアップしたプロモーションの展開に漕ぎ着け、最高級品質をPRするなど、トップブランド化を進めている。
(3)海外での岡山ブランド定着
台湾と香港を重点市場として、トップセールスや現地のテレビ、SNS等を活用した情報発信を行い、ピオーネを中秋節のギフト商品として売り込むなど、輸出の定着、拡大を図るとともに、岡山フェアを 開催し、加工品や米等の販路を開拓している。

3 効果
これまでの3年間の取組により、県産桃、ブドウの東京市場の販売額、輸出額は大幅に増加し、産地力強化への好循環、加工品などの販路開拓への波及が進みつつある。
(1)首都圏
・平成27年度の県産桃、ブドウの東京市場の販売額は1,431百万円(平成24年度比168%)
・県産と他産地の単価比較では、桃は2.5倍、ブドウは1.5倍と高い評価を得ており、ブランディング効果額は507百万円
(2)海外
・平成27年度の県産桃、ブドウの輸出額は528百万円(平成24年比274%)で輸出先は台湾、香港が9割以上
・日本のブドウ輸出量913tのうち、岡山県産は354tで約4割を占め、日本一
(左から)駐在職員が東京市場で信頼関係を構築、世界的なブランド企業新車発表会でのPR、台湾のテレビ番組を活用した情報発信
(左から)駐在職員が東京市場で信頼関係を構築、世界的なブランド企業新車発表会でのPR、台湾のテレビ番組を活用した情報発信
本件問合先 岡山県農林水産部対外戦略推進室
086-226-7404
nosei@pref.okayama.lg.jp