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タイトル | 県境を越えた医療情報ネットワークのシステム連携 |
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施策・事業名称 | 医療情報ネットワーク事業 |
都道府県名 | 岡山県 |
分野 | 健康福祉 |
事業実施期間 | 平成28年4月20日~ |
施策のポイント | ○岡山・広島両県の医療情報ネットワークのシステム連携による県境を越えた中核医療機関と診療所等の連携と医療サービスの向上 |
内容 |
1 課題 ・これまで、岡山県・広島県の中核医療機関が開示する電子カルテ・医療画像は、各県内の診療所等のみで閲覧が可能 ・県境を越えた受診は従来からあるものの、電子カルテ等の情報共有がなされず、県外の診療所等は閲覧不可。 ・以前から書面や電話等による情報のやりとりはあったが、診療の詳細な経緯の把握は困難。 2 事業の内容 ・医療ネットワーク岡山(晴れやかネット)とひろしま医療情報ネット(HMネット)のシステム連携を図るため、平成28年3月に専用回線で接続。 ・中核医療機関が電子カルテ・医療画像の情報を開示。(開示施設:平成28年3月31日現在で岡山県51施設、広島県25施設) ・県境を越えて中核医療機関で受診した患者に対し、接続された両県の医療情報ネットワークにより、開示された医療情報を、かかりつけ診療所等で閲覧し、治療・検査等の内容を確認の上、診療。(閲覧施設:平成28年3月31日現在で岡山県432施設、広島県677施設) 3 取組の効果 【患者のメリット】 中核医療機関での診療データをかかりつけ診療所等へ持参したり、難解な医療情報を医師に説明したりする必要がなく、患者の負担が軽減。 【医療機関等のメリット】 医療情報の共有による適切な術後管理や検査・投薬の重複防止など、安全で切れ目なく質の高い医療サービスの提供を実現し、地域医療の充実に寄与。 4 今後の展開 ・県境を越えて情報の参照を実施する本県の医療機関は、平成28年4月25日現在で27施設であり、今後、更なる上積みが求められる。 |
関連 ホームページ |
http://hareyakanet.jp/ |
本件問合先 | 岡山県保健福祉部医療推進課 |
086-226-7084 | |
iryo@pref.okayama.lg.jp |