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タイトル | 雪を活用した観光の推進 |
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施策・事業名称 | やまがた雪フェスティバル・UNWTO雪と文化の世界観光会議 |
都道府県名 | 山形県 |
分野 | 地域振興・まちづくり |
事業実施期間 | 平成27年4月1日~ |
施策のポイント |
○世界に誇る山形の魅力を発信し、「観光立県山形」を確立するため、本県の自然や文化などの資源の付加価値向上や戦略的な誘客を推進している。 冬季間は観光客が減少する時期となっており、冬季の観光誘客の底上げは本県における重要な課題であることから、雪国山形県の魅力的な「冬を楽しむ」という視点を打ち出し、マイナスイメージが持たれる「雪」を貴重な“地域資源”として活かして、冬の観光流動を創り出す取組みを進めている ・平成27年度から「やまがた雪フェスティバル」を冬の観光キャンペーンの目玉イベントとして、また、県内各地で開催される様々な雪祭りのオープニングイベントとして開催し、インバウンドの観光誘客も含め官民あげた取組みとして実施 ・地域の方々が雪を資源として再認識し、地元の魅力の再確認を促進するため、県内各地の雪祭り・イベント等の新たな開催や内容の拡充経費について支援 ・平成29年2月には「雪と文化」をテーマにした国際会議(UNWTO雪と文化の世界観光会議)を開催し、世界に向けて山形県及び東北地域における雪国文化の多様性や冬の食文化などの魅力を発信 |
内容 |
1 やまがた雪フェスティバル 「やまがた雪フェスティバル」は、主に2月以降に開催される県内各地の雪まつりのオープニングイベントとして位置付けており、その後に開催される雪まつりの宣伝を行うことで、県内各地への再訪・回遊を促進していくものである。 また、「雪」は、外国人観光客に対する訴求力が高いことから、このフェスティバルをインバウンドにおける冬季観光の核となるイベントとして位置付け、台湾やASEANから、本県への冬季観光誘客に繋げていく取組みとしている。 【H29実績】 ・開催日 平成30年2月2日(金)~4日(日) ・会 場 最上川ふるさと総合公園(山形県寒河江市) ・実施主体 山形県、寒河江市、西村山郡4町、商工会、農協など ・来場者数 3日間で20万3千人 ◆次回開催に向けて 国内外の大勢の方々に“山形の冬の魅力”“雪の楽しさ”を体感してもらうことや各地で開かれる雪祭りが今まで以上に盛り上がっていくことをさらに期待しながら、来年以降も冬季観光の起爆剤として「山形の冬の魅力」「雪の楽しさ」を発信し、冬季の観光誘客の底上げに結びつけていく。 2 県内各地の雪祭り等への支援 県内全域への誘客をさらに促進とするとともに、地域の方々が雪を資源として再認識し、地域の魅力再確認を促進するため、県内各市町村の雪を活用した祭り・イベント等を新規または拡充して開催する経費について、市町村に対して補助金を交付している。 ・予算額:6,950千円 ・補助対象期間 1事業につき3年間限り ・補助率: 初年度50% 2年度40% 3年度30% 【実績】 平成29年度までに5件の祭り・イベント等が新規・拡充開催 ◆今後も事業を継続して行い、各地の「雪を活用すること」に対する意識を高めていく。 3 「UNWTO 雪と文化の世界観光会議」の開催 世界に向けて山形県及び東北地域における雪国文化の多様性や冬の食文化、更には雪を観光資源として活用する「スノーカルチャーツーリズム」を発信し、インバウンドのさらなる拡大に結び付けるために、世界各国の観光関係者が集まる国連世界観光会議を東北で初めて開催した。 会議では、「雪と文化」をテーマに、雪を活用した旅行の新たな可能性、持続可能なスノーツーリズムなどについて活発な議論が交わされた。 【実績】 ・開催日 平成30年2月1日(木)~4日(日) ・参加者 27の国と地域の約300名が参加 ◆今年度は、「雪と文化をテーマとした東北観光会議(仮称)」を新たに開催し、引き続き、東北・山形県の「雪国文化」の魅力を発信していくこととしている。 |
本件問合先 | 観光文化スポーツ部観光立県推進課 |
023-630-2371 | |
ykanko@pref.yamagata.jp |