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タイトル 旧和歌山県議会議事堂の文化観光施設としての活用
施策・事業名称 旧和歌山県議会議事堂の文化観光施設としての活用
都道府県名 和歌山県
分野 地域振興・まちづくり
事業実施期間 平成28年4月1日~
内容 明治31年に建築された旧和歌山県議会議事堂が、平成28年4月、岩出市根来の地に復原整備され、新たな文化観光施設として開館しています。
また、約80年ぶりに平成28年6月、平成29年2月の県議会定例会を開催しました。

【復原と移設】
建築当時は、和歌山市内に立地しており、明治から昭和にかけて約40年、県政の発展を見守り続けました。昭和13年に議場を備えた現県庁舎が新築されると県会議事堂はその役目を終え、民間企業の事務所として活用された後、根來寺境内に移築され、大客殿として使われたほか、集会や合宿にも活用され、地元の人々に親しまれてきました。
度重なる移築を経て、議場の向きが建築当時とは逆転しており、本館1階の間取りや、柱の位置も大きく変えられ、控室は柱3本、土台1本、瓦のほかはすべて失われるという大きな改変が加えられていました。なお、古い柱や瓦を修復しながらもできるだけ利用することで、文化財の価値を残しながら移設を進めました。

【文化観光施設としての活用】
堂内は一般に開放されており、明治時代に使用されていた議会議事録などの道具や、建築当時の柱や瓦、県政史の解説パネルなどが展示されています。建物1階部分のかつて議場として利用されていたスペースは、講演会や演奏会としての利用が可能です。
また、同時に開館した「ねごろ歴史資料館」は、史跡根來寺とともに歩んできた周辺地域の歴史が学べる魅力的な施設となっています。更に、平成29年12月に道の駅「ねごろ歴史の丘」がオープン。物販スペースを整備し、日本酒・あられなど地元の特産品を紹介・販売するほか、飲食提供施設も整備しています。
岩出市は、これらの環境を生かし、先述の「旧和歌山県議会議事堂」と、隣接する「ねごろ歴史資料館」、「道の駅ねごろ歴史の丘」その周辺に立地する和歌山県植物公園緑花センター、和歌山県立森林公園根来山げんきの森、岩出市民俗資料館、道の駅根来さくらの里及び岩出市立岩出図書館などを併せて、観光交流の場として整備活用すると同時に、各施設を結ぶ道路、遊歩道等の整備や観光交流のための広域的な観光情報発信、プロモーション活動を進めるとしています。また、「ねごろ歴史の丘」観光推進協議会が官民一体のもと設立され、同地域の盛り上げを企画しています。





(本件問合先)
商工観光労働部観光局観光振興課
e0624001@pref.wakayama.lg.jp
073-441-2775

企画部企画政策局文化学術課
e0221001@pref.wakayama.lg.jp
073-441-2052
関連
ホームページ
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500700/kenkaigijido/d00155263.html
本件問合先 商工観光労働部観光局観光振興課、企画部企画政策局文化学術課
073-441-2775
e0624001@pref.wakayama.lg.jp