政策個表

タイトル 県立高校における道徳教育の取組と独自教材の作成
施策・事業名称 道徳性を高める心の教育の推進
都道府県名 千葉県 本件問合先 教育庁教育振興部学習指導課
分野 教育・文化 043-223-4056
事業実施期間 平成22年4月1日 ~ kateikou@mz.pref.lg.jp
施策の
ポイント
・県立高校における「道徳」を学ぶ時間の導入
・千葉県独自の教材作成(読み物教材・映像教材)
内容 1 千葉県の道徳教育のための基本的な方針
千葉県教育委員会では、平成22年3月、教育振興基本計画「みんなで取り組む『教育立県ちば』プラン」を策定し、この中で「道徳性を高める実践的人間教育の推進」を計画実現に向けた施策の方向の一つとして掲げ、幼児期から発達の段階に応じた道徳教育を推進していくこととしました。
そこで、県教育委員会は、10名の有識者からなる千葉県道徳教育推進委員会を設置し、道徳教育推進のための基本的な方針を定め、その主題を「『いのち』のつながりと輝き」とし、千葉県の道徳教育の充実を図ることとしました。
平成27年度からは、第1期計画を引き継ぐ第2期計画として、「新 みんなで取り組む『教育立県ちば』プラン」を策定し、道徳教育の推進に取り組んできました。
令和2年度からは、第2期計画を引き継ぐ第3期計画として「次世代へ光り輝く『教育立県ちば』プラン」を策定し、改訂した道徳教育推進のための基本的な方針を活用して、子供の発達の段階に応じた体系的・系統的な道徳教育を推進するとともに、家庭や地域住民と連携した取組の充実を図ります。


2 千葉県の高等学校における具体的な取組
(1)県立高等学校における「道徳」を学ぶ時間
千葉県では、平成25年度から、すべての県立高等学校において「道徳」を学ぶ時間を導入しました。年間35単位時間の道徳の授業が実施されており、1年次のロングホームルーム、総合的な探究の時間、学校行事等の組み立てを基本として、各学校が設定する道徳を学ぶ時間の年間指導計画にもとづき、各学校・生徒の実態に合わせた授業を展開しています。
県独自で作成した読み物教材や映像教材を使用し、授業ではワークシートやグループワーク等、様々な手法を用いて、生徒に人間としての在り方・生き方について考えさせる授業作りをしています。各高等学校では、近隣中学校に出向いて授業の進め方や教材の活用方法を学んだり、研究指定校の授業を積極的に参観したりするなど、「道徳」の授業実施に関して確実に意識が高まっています。

(2)千葉県独自の道徳教材の作成
千葉県教育委員会では、映像教材と読み物教材を作成し、すべての県立高等学校に配付し、道徳を学ぶ時間で活用できるようにしました。

ア 映像教材
【平成22年度作成・配付】「青春のホイール」
元Jリーガーで車椅子バスケットボール選手をモデルにした映像教材をDVDに収録し、県内すべての中学校、高等学校、特別支援学校に配付しました。
※収録のもう一編「夢にかける橋」は、中学校用映像教材

【平成25年度作成・配付】「守りたいもの」「支える人になりたい」
郷土愛の涵養に資する内容と勤労観、職業意識の高揚に資する内容の映像教材。映像を活用した実践授業映像、それぞれの映像に対応した指導案や、掲示用資料も収録。撮影は、県立高校をはじめ、モデルとなった県内の私鉄の協力を得て、DVDをすべての高等学校、特別支援学校に配付しました。

【平成30年度作成・配布】道徳教育指導用映像資料
教員の指導力向上を図り、千葉県道徳教育の一層の推進を図るため、これまで県が作成した教材等を活用した「考え、議論する道徳」の実際の授業展開例の映像と、授業のポイント等を収録・編集した映像資料(DVD)を作成し、全ての県内公立高等学校に配布しました。

【令和元年度作成・配布】「チャンスは自分の中にある」
千葉県オリンピック・パラリンピックを活用した教育の取り組みとして、「グローバル」の視点を踏まえた内容の映像教材(DVD)「チャンスは自分の中にある」を作成しました。映像に対応した指導案、板書計画、ワークシート及び実際の授業動画や授業用掲示写真も併せてDVDに収録し、全ての県内公立高等学校に配布しました。

イ 読み物教材
【平成24年度作成・配付】「明日への扉」
【平成26年度作成・配付】「明日への扉2」
【平成29年度作成・配付】「明日への扉3」
【令和3年度作成・配付】「明日への扉4」
それぞれ生徒の人間としての在り方生き方についての考えを深めるような長短の教材を収録。教材集には、指導例・ワークシート等の指導資料を収録したCDも添付しました。

(3)「道徳教育推進教師」の位置づけと悉皆研修
すべての県立高等学校で、平成24年度から「道徳教育推進教師」を位置づけ、県教育委員会が開催する道徳教育の充実を図る研修会、協議会等に参加し、教材活用方法、各学校での実践事例を共有し、その成果を自校に還元しています。

(4)研究指定校による公開授業等の実施
平成22年度から3年間、研究指定校を設置し、公開授業の実施や、本県が作成した道徳教材の在り方について先行的な研究を行い、平成25年度からは、すべての高等学校で道徳を学ぶ時間を導入しました。
研究指定校については引き続き毎年5校を指定し、県で作成した道徳教材の活用や「道徳」を学ぶ時間の公開授業をとおして、県民一体となった道徳教育の推進を図るための実践的な研究を進めています。
【平成25年度映像教材】「守りたいもの」、「支える人になりたい」
【平成25年度映像教材】「守りたいもの」、「支える人になりたい」
【平成30年度指導用映像資料】
【平成30年度指導用映像資料】
【令和元年度映像教材】「チャンスは自分の中にある」
【令和元年度映像教材】「チャンスは自分の中にある」
【令和3年度読み物教材】明日への扉4
【令和3年度読み物教材】明日への扉4
関連
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