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タイトル 「エコと地域活性化」が両立する「未来志向の環境にやさしい地域づくり」の推進
施策・事業名称 未来志向の環境にやさしい地域づくり事業
都道府県名 栃木県
分野 環境
地域振興・まちづくり
事業実施期間 平成28年4月1日~平成31年3月31日
施策のポイント 地元の行政と事業者が連携して、環境保全最大の課題である「地球温暖化防止(エコ)」と地方の喫緊の課題である「地域活性化」の両方に効果をもたらす事業を企画立案・実践することで、地域の新たな魅力づくりにつなげる。
内容 1 目的
地球温暖化防止に係る普及啓発事業については、個人を対象に家庭等における省エネ・節電等の推進に係る取組を中心に実施してきたが、より一層の強化を図るため、モデル的に地域単位で事業者(商工・観光部門)や個人が連携して実施する「地球温暖化防止対策(エコ)と地域活性化」が両立する面的な取組を実施し、県内全域への波及を図るもの。

2 事業概要
3箇年(H28~30)計画で県内2地域のモデル地域(都市部地域及び中山間地域)において、県、実施市町、大学、地域内の事業者等が連携して構成する車座会議においてモデル的に実施する事業内容の検討、事業の実証を行い、その成果を県内に波及していく。
○実施地域:県内2市町(都市部地域:足利市 中山間地域:大田原市)
○実施内容:実施地域の選定(H28)、車座会議の開催(H28~H30)、実証事業の実施(H29・H30)、成果普及シンポジウムの開催(H30)
○実施体制:県、実施地域市町、栃木県地球温暖化防止活動推進センター、宇都宮大学(車座会議座長及び地域活性化に係る有識者)、実施地域内の事業者
○評価指標:実証事業への参加者人数

3 実証事業結果概要(平成29年度)
(1)足利地域
参加人数 計952名
CO2排出削減効果2.24t(クールシェア、スマートムーブ等による削減)
(事業A)ecoとりっぷCOOL(市民向け)
・バスに乗ってクールシェアツアー ~バスに乗って、親子で涼しいトコ巡り~[H29.7~8]
【事業効果】
シェアスポットを市民に普及し、省エネ行動を促進する。
シェアスポットの活用などにより、地域経済の活性化につながる。
(事業B)ecoとりっぷHOT(観光客向け)
・ハイキング ~JR「駅からハイキング」と連携した観光地巡り~[H29.6]
・サイクリングスタンプラリー ~自転車でいいトコめぐり~ [H29.10~11]
【事業効果】
この事業の実施により、観光客の自転車、徒歩活用による省エネ観光スタイルを実現。
観光客の増加、消費活動の促進により地域経済の活性化につながる。
市内観光の2次交通網の整備や市民の省エネ行動の促進にもつながる。
(2)大田原地域
参加人数 計 179名
CO2排出削減効果 0.61t(自転車活用による削減)
(事業A)大田原エコポタ ~自然とグルメを満喫、自転車でECOにポタリング~ [H29.6、9]
【事業効果】
自転車の活用が広がり、地域での省エネ行動の促進につながる。
市外からの来訪者の増加、地元食材や土産物の購入増加により地域活性化につながる。

4 平成30年度の事業計画
・平成29年度の実施結果を踏まえた、実証事業の実施。
・実証事業の成果を普及させるためのシンポジウム開催。
【期待する事業効果】
多くの地域で同様の取組が広がる → 未来の地球も とちぎも ずっと元気に!
実証事業「大田原エコポタ」の様子
実証事業「大田原エコポタ」の様子
関連
ホームページ
http://www.pref.tochigi.lg.jp/d02/gakushu/miraisikou.html
http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/cycling.html
http://www.city.ohtawara.tochigi.jp/docs/2018022100019/files/bosyuu30.pdf
本件問合先 栃木県環境森林部地球温暖化対策課
028-623-3262
chikyu-ondanka@pref.tochigi.lg.jp