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タイトル | 京都を学び世界とつながる、京都の文化・学習交流新拠点「京都府立京都学・歴彩館」グランドオープン |
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施策・事業名称 | 京都の文化-京都学・歴彩館からの発信- |
都道府県名 | 京都府 |
分野 | 教育・文化 |
内容 |
■趣旨/目的/背景 京都に関する資料の総合的な収集、保存、公開を50年以上にわたり担ってきた府立総合資料館が、京都の歴史・文化に関する研究支援や学習・交流の機能を加え、新たな文化・学習交流拠点「京都府立京都学・歴彩館」として生まれ変わりました。 京都学・歴彩館では、京都や京都との関わりの中で成立・発展してきた特色豊かな文化について、国内外からの幅広いアプローチにより研究していくことを京都学ととらえ、これを推進するとともに、その成果を発信し、京都への関心を高めることにより、京都について学ぶ楽しみを一層広げ、京都文化のさらなる発展を目ざします。 ■事業概要 ○世界とつながる京都学の研究・交流拠点 世界の主要な日本文化研究機関と連携し、海外の若手研究者を招聘するなどして研究交流を行うほか、府内・国内の主要大学等との共同研究会を設け、京都の歴史や文化に関する研究を推進していきます。 ○誰もが学べる交流・発信拠点 第一級の研究者や文化人による京都学講座、海外の研究者を交えた国際シンポジウムを始め、歴史、文芸、産業、景観など特色豊かな京都文化に関する様々なセミナーや研究報告会など、多彩なプログラムを展開し、京都の魅力を再発見し、文化力による地域創生につなげていきます。 ○京都関係資料の収集・保存・公開拠点 京都学・歴彩館が収蔵する図書資料や歴史資料は、約94万点。これまで府立総合資料館が収蔵してきた資料のほか、京都府立大学と府立医科大学附属図書館の図書資料をワンフロアで閲覧できます。 展示室では、京都府所蔵の国宝『東寺百合文書』を始めとする貴重な資料や美術工芸品等を展示していきます。 また、新たに、東京大学史料編纂所との提携により御堂関白記を含む『陽明文庫』のデジタル画像約5万コマが館内で閲覧(国内2カ所目)できます(事前予約制)。 ■特徴 「京都に関する膨大な歴史・文化の資料を、京都で見られるようにすること」、「府内各地域の文化資源を発掘し、府内大学等と連携しながら研究を深めること」、「海外の若手研究者を招聘し、彼らに京都文化を研究してもらうこと」、この3点を柱として交流を深め、講演会やセミナーを通じて、広く“京都学”を発信していきます。 京都を愛するすべての人に、京都文化を学ぶ空間と機会を提供し、交流を生み出します。 ■成果/その他 京都学・歴彩館は、平成29年4月28日にグランドオープン。(地上4階地下2階 鉄骨造24,000㎡) 4月27日には、グランドオープン記念事業として、永青文庫理事長 細川護煕氏による基調講演やパネルディスカッション、記念展示『京都の歴史を彩る』(~平成29年7月9日)を開催。 京の街並みをイメージした重なり合う屋根鉄骨を菱格子に組んだ空間や、ガラスの壁から光が降り注ぐ開放感に満ちた建物は、随所に府内産木材を利用し、太陽光や地中熱、雨水の利用など、環境に配慮しています。 |
関連 ホームページ |
http://www.pref.kyoto.jp/rekisaikan/index.html |
本件問合先 | 京都学・歴彩館 企画総務課 |
075-723-4831 | |
rekisaikan@pref.kyoto.lg.jp |