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タイトル | 認知度・ノウハウ・予算なし!でも府民200人ゲットだぜ!~若手職員の成功体験を契機に見え始めた「ほかんけん」の未来~ |
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施策・事業名称 | 認知度・ノウハウ・予算なし!でも府民200人ゲットだぜ!~若手職員の成功体験を契機に見え始めた「ほかんけん」の未来~ |
都道府県名 | 京都府 |
分野 | 健康福祉 |
内容 |
■趣旨/目的/背景 京都府保健環境研究所では、健康・環境に関する試験・検査や調査・研究など、専門性が高い業務を行っているものの、外部との関わりを持つ機会が少ないため、府民からの認知度は決して高いとは言えない状況。このため、数年後に控えた新研究所開設に向け、府民への健康・環境に関する情報発信の更なる強化や、府民のニーズに即応した幅広い視野と先見性に基づく調査・研究の実施、研究成果の還元が急務であった。 ■事業内容とその成果 〇当所主催の府民公開講座について、若手職員が中心となって、テーマ設定や広報活動など、顧客(府民)に満足してもらうための様々な工夫を行ったところ、参加者数が大幅にアップ(一昨年度比20倍増)。 〇この成功体験を契機に、所全体の意識が前向きに変わり始め、数年後に控えた新研究所開設に向け、課を横断した夢のあるプロジェクトが企画・立案され始めた。 <課横断プロジェクトの一例> 平成19年、京都大学の山中教授により、様々な細胞に分化できる夢の万能細胞「iPS細胞」が誕生した。この細胞を、府民や修学旅行生、更には増加する外国人旅行者等に向けて紹介することは、新研究所の情報発信の取り組みとしてふさわしいと考え、「iPS細胞」を実際に観察する等の体験ができる「iPS細胞」基礎講座の開設を、地方衛生研究所としては全国に先駆けて企画。 また併せて、当所の研究テーマとして、「iPS細胞」を用いたin vitro(試験管等を用いた実験)による調査・研究を検討。 |
本件問合先 | 保健環境研究所庶務課 |
075-621-4067 | |
hokanken-shomu@pref.kyoto.lg.jp |