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タイトル | 計画的&積極的に休もう! ~年休取得促進の取組~ |
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施策・事業名称 | 計画的&積極的に休もう! ~年休取得促進の取組~ |
都道府県名 | 三重県 |
分野 | 行財政改革 |
施策のポイント |
病院事業庁(県立病院課)では、「ワーク」と「ライフ」の高度な両立をめざして、計画的&積極的に年休が取れる職場づくりに所属全体で取り組んでいます! さらに、職員互助会病院事業庁支部とも協働して、年休取得を促進しています! |
内容 |
<現状や課題> 平成25年度の状況は次のとおりであり、改善が必要な状況でした。 ・年休取得日数(1人あたり) 9日+4時間 ・時間外勤務(1人あたり) 264時間 ・超長時間勤務(年間の時間外勤務500時間以上)職員 1人 <設定目標> 平成25年度以降、さまざまな取組を進めながら、年休取得日数の増加、時間外勤務時間の縮 減に努め、平成28年度は、次のとおりの年間目標を設定しました。 【年休の取得推進】 〇一人あたり 16日以上 ※前年度実績+約1日で設定。 【時間外勤務時間の縮減】 〇一人あたり 174時間以内 ※前年度実績をふまえ設定。 〇超長時間勤務職員数 0人 <取組の検討プロセス、改善点等> 平成25年度以降、以下のとおり取組をブラッシュアップしてきました。 【平成25年度】 〇「定時退庁強化月間(8月)」の設定 【平成26年度~平成27年度】 〇「定時退庁強化週間(年4回)」の設定 〇「ノー残業デーに時間休(年休)を取得しよう!」の取組 ・ノー残業デー(水・金)に1時間以上の年休を年間15回以上取得することをめざす。 ※他にも、1週間以上の連続休暇(ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィーク、年末年始な ど)の積極的な取得を推奨。 【平成28年度】 〇「プラスワン(+1)休暇計画で連休や週休3日weekを増やそう!」の取組 ・国(厚生労働省など)が推進する「プラスワン休暇」を病院事業庁(県立病院課)版にアレンジ。 ・3ヶ月ごとに年休2日分を計画的に取得(年間8日分を計画的に取得)し、連休や週休3日week を増やすことをめざす。 〇職員互助会病院事業庁支部と協働した取組 本取組にご賛同いただいた職員互助会病院事業庁支部では、地域魅力発見ディスカバー事 業(参加対象者:概ね他部局等の職員とその家族)について、「休暇取得促進事業」と銘打ち、 平日(金曜日の15時30分~)に開催。 <効果、成果> 〇年休取得日数の推移 平成25年度 9日+約4時間/人 平成26年度 13日+約5時間/人 平成27年度 15日+約1時間/人(平成25年度比 5日+約5時間/人の増) 平成28年度 16日+約1時間/人(平成27年度比 1日/人の増) 〇時間外勤務時間の推移 平成25年度 264時間/人 平成26年度 201時間/人 平成27年度 174時間/人(平成25年度比 90時間/人の減) 平成28年度 167時間/人(平成27年度比 7時間/人の減) 〇職員の意識の変化 職員には、時間外勤務を少しでも減らして、積極的に年休(時間休)を取得しようという意識 が根付くなど、常に業務効率化を意識するようになりました。 〇職場の雰囲気の変化 年休を取得することが、目標達成に向けて頑張っていると評価されるようになりました。 <工夫した点など> 〇年休等取得実績の見える化 ・職員が取得回数・取得率などを確認できるよう、課内の共有フォルダで実績表を共有。 ・他の職員の状況も確認できるようにしたことで、それが励みにもなり、いい意味でのプレッャー にもなりました。 〇管理職による年休等を取りやすい環境づくり ・管理職が定例の打ち合わせ会で情報(毎月の実績等)を共有し、課員相互の仕事のサポート や負担軽減策を検討。 ・管理職が率先して年休等を取得するなど、年休等を取得しやすい環境づくりを進めました。 〇職員互助会病院事業庁支部との協働 ・他の主体と協働し、病院事業庁(県立病院課)の姿勢を対外的にアピールすることで、自らに プレッシャーを課し、いい意味で後に引けないようにしました。 ・連続休暇につながるよう、金曜日に開催しました。 |
本件問合先 | 県立病院課 |
059-224-2348 | |
kenbyo@pref.mie.jp |