政策個表

タイトル 愛知目標達成に向けた国際先進広域自治体連合協働事業
施策・事業名称 愛知目標達成に向けた国際先進広域自治体連合協働事業
都道府県名 愛知県 本件問合先 環境局自然環境課国際連携・生態系グループ
分野 環境 052-954-6229
事業実施期間 平成27年10月1日 ~ shizen@pref.aichi.lg.jp
施策の
ポイント
本県では、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の開催地として、世界の生物多様性保全の活性化を促し、COP10で採択された「愛知目標」の達成に向け貢献することを目的として、平成28年8月に生物多様性保全に先進的に取り組む海外の州・県レベルの広域自治体と「愛知目標達成に向けた国際先進広域自治体連合」を立ち上げました。
そして、連合メンバーとウェブ会議等で、世界の生物多様性保全の取組のさらなる活性化を呼び掛ける「共同声明」などについて議論を重ね、COP13(平成28年12月メキシコ)及びCOP14(平成30年11月エジプト)に愛知県知事自ら連合メンバーとともに参加し、世界の自治体が集まる「国際自治体会議」などで声明を発表して、国際的にも高い評価を受けました。
以降も、連合メンバー自らの取組強化を図るとともに、世界の自治体からの意見を新たな世界目標やCOP決議に反映させるプロセスの共催やCOP準備会合(SBSTTA、SBI)への参加、事例の共有などを通じて、サブナショナル政府の取組の促進と締約国への働きかけを行っています。
内容 【愛知目標達成に向けた国際先進広域自治体連合】
[設立]平成28年8月2日(火)
[目的]
・生物多様性分野における交流・連携を図ることで、相互に触発し合って取組のさらなる強化を目指す。
・連合のリーダーシップにより、世界各地域のサブナショナル政府に対し、取組の活性化を促す。
[構成メンバー]
愛知県(日本)、メキシコ州政府連合※1(メキシコ)、カンペチェ州(メキシコ)※2、カタルーニャ州(スペイン)、江原道(韓国)※3、江蘇省(中国)※4、オンタリオ州(カナダ)、ケベック州(カナダ)、サンパウロ州(ブラジル)
[オブザーバー]
生物多様性条約事務局、Regions4※5(持続可能な発展のための地方政府ネットワーク)、イクレイ※6
※1 メキシコ国内の全州が参加する組織
※2 平成29年3月加盟
※3 平成29年7月加盟
※4 令和2年1月加盟
※5 ベルギーに本部を置く、持続可能な発展に関するサブナショナル政府の連携組織。
※6 ドイツに本部を置く、環境保全に関する都市やサブナショナル政府の連携組織。


【連合のこれまでの取組と今後の予定】
平成28年度
・「愛知目標達成に向けた国際先進広域自治体連合」設立
・ウェブ会議を重ね、COP13の場において世界の自治体の取組の活性化を呼び掛ける連合「共同声明」(下記)を採択
・COP13のサイドイベントとして連合フォーラムを開催
平成29年度
・連合メンバーそれぞれの取組の課題や成果を共有し、個々の取組の一層の向上を図るためウェブ会議を開催
・SBSTTA21(生物多様性条約科学技術助言補助機関会合)の場で連合ミーティングやサイドイベントの開催
・連合ウェブページの開設
平成30年度
・SBSTTA22の場で連合ミーティングやサイドイベントの開催
・SBI2の場でサブナショナル政府の重要性について提言
・COP14の場での連合ミーティングの開催及び新たな声明(下記)の発表
令和元年度
・SBSTTA23にて合同イベントの開催
令和2年度
・世界の自治体からの意見を新たな世界目標やCOP15における決議に反映させる「エジンバラ・プロセス」の共催
令和3年度
・SBI3及びCOP15での議論の参考資料として、「垂直連携に関する報告書」を条約事務局ウェブページに掲載


【COP13での共同声明(要約)】
愛知目標の達成には、生態系の保全や持続的利用の取組を一体的に展開でき、また国や住民、市町村、企業、NPO、教育機関などと協働し、地域の生態系の特性に応じた固有の取組を展開することもできるサブナショナル政府(州、地域、県など)の積極的な貢献が不可欠である。
1 われわれの率先行動について
・われわれは、先進的な生物多様性保全のための施策をそれぞれの地域において積極的に展開してきた。今後、こうした取組やそこから得られた成果について議論し、われわれの生物多様性保全の取組をさらにステップアップしていく。
・さらに、世界のサブナショナル政府に対し、われわれが展開する議論に積極的に参加するとともに、その成果をそれぞれの地域での生物多様性保全の取組に生かしてもらうよう呼び掛ける。
・また、nrg4SDやイクレイが主導する国際的なサブナショナル政府のための学び合いの取組に参加することを推奨する。
2 締約国への呼び掛け
・われわれは、各締約国に対し、各国内のサブナショナルその他の地方政府の能力向上に意を用いるとともに、生物多様性条約の実行や愛知目標の達成に向けサブナショナル政府をよりよく支援するよう呼びかける。
・また、条約事務局には、「生物多様性のためのサブナショナル政府、都市その他地方自治体に関する行動計画(2011-2020年)」の実現に向けた助言を今後も続けるよう呼びかける。
・われわれは、このような目標を達成しようとする締約国、条約事務局その他の重要なプレーヤーによる努力に対して、可能な限り協力する。

【COP14での声明(要約)】
サブナショナル政府は、生物多様性の主流化に貢献し、都市と田園をつなげ、生態系サービスを保証し、景観をコントロールするとともに異なるレベルの政府間の垂直統合を進めることができる。
我々は生物多様性保全のためのサブナショナル政府の役割の大きさを強調し、様々な場面において様々な活動を積極的に行ってきた。
○ COP14に際し、我々の発するメッセージ
・生物多様性の保全と持続可能な利用は、全ての政府が取り組まなければならない課題である。
・サブナショナル政府は、締約国や市町村との縦の連携、及び社会の多様なステークホルダーとの横の連携を通じて、生物多様性の価値を社会全体に浸透させることに大きな貢献をすることができる。
・戦略計画2011-2020と愛知目標、また「地方政府に関する行動計画(COP決議X/22)」がサブナショナル政府の活性化を推進してきたことは、戦略計画の最終評価の中で適切に考慮されるべきである。
・サブナショナル政府の役割は2020年以降の枠組みの検討に際しても考慮されるべきであり、その議論と推進に参加できる枠組みが必要である。
・われわれは、このような目標を達成しようとする締約国、条約事務局その他の重要なプレーヤーによる努力に対して、可能な限り協力する。

連合は、今後も自らの取組を積極的に発信し、サブナショナル政府同士の連携を積極的に進め、世界のサブナショナル政府の活性化に貢献していく。
ウェブ会議
ウェブ会議
共同声明の採択
共同声明の採択
国際自治体会議における共同声明の発表
国際自治体会議における共同声明の発表
国際自治体会議クロージングセレモニー
国際自治体会議クロージングセレモニー
関連
ホームページ
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http://japan.iclei.org/news-and-events/news-details/article/13cop13-1.html