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タイトル 世界目標達成に向けた国際先進広域自治体連合協働事業
施策・事業名称 世界目標達成に向けた国際先進広域自治体連合協働事業
都道府県名 愛知県
分野 環境
事業実施期間 平成27年10月1日~
施策のポイント  生物多様性の保全と持続可能な利用のためには、地域特性を踏まえた対策が必要であることから、それぞれの国や地域における中核として、州・県レベルの広域自治体の役割が一層重要となってきています。
 生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の開催地である本県では、平成28年8月に、生物多様性保全に先進的に取り組む海外の広域自治体とともに「愛知目標達成に向けた国際先進広域自治体連合」(以下「GoLS」という。)を設立しました。
 以降、GoLSでは、COP等の会議における声明や取組の発信、ほかの自治体組織等と連携した取組を通じ、国際社会において自治体の役割についての認識を高めてきました。
 GoLSでは、「愛知目標」が新世界目標に切り替わるCOP15に際して、名称を「世界目標達成に向けた国際先進広域自治体連合」(Group of Leading Subnational Governments toward Global Biodiversity Targets。略称は「GoLS」のまま)と改め、世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」達成に貢献するため、引き続き取組を進めていくこととしています。
内容 〔目的〕
 ・生物多様性分野における交流・連携を図ることで、相互に触発し合って取組のさらなる強化を目指す。
 ・GoLSのリーダーシップにより、世界各地域の広域自治体に対し、取組の活性化を促す。

〔メンバー〕
 愛知県(日本)
 メキシコ州政府連合(メキシコ)※
 カンペチェ州(メキシコ)
 カタルーニャ州(スペイン)
 江原道(韓国)
 江蘇省(中国)
 オンタリオ州(カナダ)
 ケベック州(カナダ)
 サンパウロ州(ブラジル)
  ※ メキシコ国内の全州が参加する組織
  
〔協力団体〕
 生物多様性条約事務局
 Regions4※5(持続可能な発展のための地方政府ネットワーク)
 イクレイ※6
  ※5 ベルギーに本部を置く、持続可能な発展に関する広域自治体等の連携組織。
  ※6 ドイツに本部を置く、環境保全に関する都市や自治体の連携組織。

〔主な取組〕
 GoLSでは、COP併催の生物多様性国際自治体会議での発表やサイドイベントの開催等を通じて、広域自治体の役割の重要性について発信するとともに、自治体の連携や行動の必要性等を訴えるなど、国際社会において自治体の役割について認識を高めてきました。また、COP等の議題に関連するテーマでメンバーの取組をまとめた小冊子を作成することで、先進事例を積極的に発信して世界の広域自治体の取組の活性化に貢献するとともに、メンバーそれぞれの取組の向上につなげてきました。

 GoLSでは、以下に示すとおり、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」にも引き続き貢献していくことを決意しています。


1 各メンバーが管轄する地域においては、新世界目標や各締約国の国家戦略に貢献する実践的な施策を、地域特性や能力を踏まえて実施することを促進する。また、現場の様々な主体の参加や水平連携を促すとともに、国・広域自治体・基礎自治体等あらゆる政府レベルの取組や垂直連携を促すことを通じて、地域社会全体の活動を活性化する。

2 国際社会においては、国際的なプラットフォーム(RegionsWithNature、CitiesWithNature等)を通じて、現場での有効な経験や実践的な解決策を広く共有する。

3 先進的な広域自治体のグループとして、メンバー相互の交流や連携を一層発展させながら、新世界目標や「更新版 自治体のための行動計画」を踏まえ、「社会変革」を促すために必要な行動や提言を率先して行う。

 
ウェブ会議
ウェブ会議
共同声明の採択
共同声明の採択
COP13併催国際自治体会議における共同声明の発表
COP13併催国際自治体会議における共同声明の発表
COP15併催 国際自治体会議におけるビデオメッセージの発信
COP15併催 国際自治体会議におけるビデオメッセージの発信
関連
ホームページ
http://kankyojoho.pref.aichi.jp/gols/ja/
http://japan.iclei.org/ja/cbd-cop15-part2/
本件問合先 環境局自然環境課国際連携・生態系グループ
052-954-6229
shizen@pref.aichi.lg.jp