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タイトル | “ひとをよびこめ!三重ジョブ キッズキャラバン~アウトオブキッザニア~・破 |
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施策・事業名称 | “ひとをよびこむ”三重版子どもしごと体験事業 |
都道府県名 | 三重県 |
分野 |
商工・労働 教育・文化 地域振興・まちづくり 人口減少対策 |
事業実施期間 | 平成27年4月1日~ |
施策のポイント |
子どもたちが県内各地の特長ある“三重ジョブ”を体験し、その面白さや楽しさを実感するとともに、それをきっかけに人々が三重県内各地域に集まる魅力的なイベントを開催し、県内外から多くの人を呼び込むとともに、本県の魅力を発見するきっかけをつくることで定住人口の増加につなげることを目的とし、平成27年度から「三重ジョブ キッズキャラバン~アウトオブキッザニア~」を開催しています。 地方創生や人口減少対策という県全体の大きな課題と連動したこの取組をさらに深化させ、「人が集う豊かな三重県」への発展に資するためには、地域の力が欠かせません。 平成27年度は、三重県内3地域(鳥羽市、鈴鹿市、紀北町)で県主催で開催しましたが、地域の主体との協創を図るため、平成28年度は県主催の2か所(伊勢市、桑名市)に加え、市町・商工団体との共催での開催を模索し、亀山商工会議所青年部と共催で「カメジョブ キッズ2016」の開催に至りました。 |
内容 |
<現状や課題、設定した目標> この取組は県が永続的に実施する事業ではなく、県がモデル的に実施した後各地域で自立的に取り組める体制にシフトしたいとの考えのもと、事業初年度の平成27年度「事業の形を作る」から始まり、平成28年度は「作った形を破って新しい方向性を探す」を目標とし、平成29年度「県から離れ各地で自立した取組に展開する」を目標としています。 ※タイトルの「破」は、「序破急」という日本の伝統的な舞楽・脚本構成を表す言葉からの引用。「序:第1幕」は「導入」、「破:第2幕」は「展開・変化」、「急:第3幕」は「結末」の意です。 <取組の検討プロセス、改善点等> このような取組が地域に根ざした取組として、今後、継続・発展していくためには、地域の主体による自主的な運営が欠かせません。 そのため、今回の「カメジョブ キッズ2016」の共催実施においては、次の点を念頭に調整を進めました。 ・枠組みとして必要な「しごと体験であること」という根底部分以外はすべて臨機応変に対応することとし、亀山商工会議所青年部(亀山YEG)の自主性・思いを尊重する。 ・決定のプロセスを共有する(事務局の独断で決定せず、全体会議で認識を共有したうえで決定する)。 <効果、成果> プログラム定員636人(一般プログラム578人、アルバイトプログラム58人)に対して参加者596人(一般557人、アルバイト39人)(充足率94%)と多くの子ども達にご参加いただきました。 なお、亀山市外から約2割の参加者が来場され、県内外からの交流人口の増加にも結びついています。 また、参加者満足度(参加者及び保護者アンケートのうち、「また参加したい・させたい」と回答した人の割合)は93%と非常に高い割合となっています。 また、参加事業所アンケートも、ほぼすべての事業所から「次年度開催する場合は参加したい」との回答をいただいており、参加事業所にとっても非常に有益なイベントとなっています。 なお、今回、地元自治体の亀山市は後援という形でのみ関与がありましたが、開催当日、来場して会場の盛況ぶりを見た市長が、直後の平成29年1月に行われた市長選挙の際の選挙公約に「カメジョブキッズなどの子ども達への職業体験の機会を増やします」という内容を盛り込むなど、新たな展開も既に始まっています。 <工夫した点や苦労した点> 亀山YEGメンバーは自身の事業所を経営する傍ら商工会議所の事業運営に携わっており、調整に割ける時間が限られる中で認識を共有し熱意を継続していただくことに注力しました。 |
関連 ホームページ |
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