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タイトル | 大腸がん検診の受診率向上及び未受診者のリスク検証 |
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施策・事業名称 | 大腸がん検診モデル事業 |
都道府県名 | 青森県 |
分野 | 健康福祉 |
内容 |
青森県のがん死亡率の減少のため、特にがん死亡率を押し上げている大腸がんについて、がん検診受診率の向上と未受診によるリスクの見える化を目的として、平成29~令和元年度の3カ年で次のモデル事業を実施した。 1.大腸がん検診受診率の向上 青森市及び弘前市をモデル地域として、50歳代の大腸がん検診未受診者を対象に大腸がん検診キットを直接郵送して受診勧奨を行うとともに、最寄りの薬局に検体を提出できる等の検診を受けやすい環境を整備する。 2.未受診によるリスク検証 モデル地域の50歳代の大腸がん検診未受診者のうち希望者に対し内視鏡検査を実施し、未受診であることのリスクを検証した。 3.事業効果 以下2点の効果的な手法を確立した。 (1)未受診者に対象を絞ることで、より有病率の高い層の掘り起こしが可能。 (便潜血検査の受診歴がない者は、がん発見率と進行がんの割合が高かったもの) (2)ナッジ理論を取り入れた再勧奨(リコール)の実施により受診率の上昇が可能。 (便潜血検査未受診者へのリコールにより、受診率に有意な差が得られたもの) |
本件問合先 | 健康福祉部がん・生活習慣病対策課 |
017-734-9216 | |
gan-seikatsu@pref.aomori.lg.jp |