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タイトル 仕事と生活の“こぴっと!”両立宣言~若手女性職員を中心としたプロジェクトチームによるボトムアップ方式の働き方改革の取り組み~
施策・事業名称 若手職員による知事への提言プロジェクトチーム
都道府県名 山梨県
分野 行財政改革
施策のポイント ・若手女性職員を中心としたプロジェクトチームによる提言に基づいて、組織力の向上と県民サービスの質の向上を図るため、「やるじゃん 業務の効率化」、「なるじゃん ライフを応援する上司」、「変えるじゃん 私たちの意識、みんなの意識」を3つの柱に、全ての職員が働きやすい職場づくりを進める。
・宣言の内容を実現していくために、管理職の人事評価における目標項目への設定や若手職員を中心としたプロジェクトチームとしてワークライフバランス推進室を設置した。
・平成30年度からは、非管理職の人事評価にもWLBの実現を評価項目に設けるなどWLBへのインセンティブを与え、働き方改革を加速させることとした。

施策の主な特長
◎柔軟な発想力を持つ若手職員によるプロジェクトチームの提言を生かしたこと
◎県庁が先駆けとなって働き方改革に取り組むことにより、県内企業への波及が期待できること
◎宣言の内容を実現していくために、若手職員から構成されるワークライフバランス推進室を設置して、意識啓発や課題の抽出等を行うこと
内容 【目的】
若手女性職員などから構成される「若手職員による知事への提言プロジェクトチーム」が作成した提言を踏まえ、県庁全体で職員のワーク・ライフ・バランスを充実させ、働きやすい職場環境づくりを推進し、県民に対して質の高い行政サービスを提供する

【概要】
○「若手職員による知事への提言プロジェクトチーム」による検討
20歳代から30歳代前半の職員6名(女性4名、男性2名)から構成される「若手職員による知事への提言プロジェクトチーム」を設置した。
働き方改革に取り組む先進県や国、民間企業等に、ワーク・ライフ・バランスの充実のための取り組みについてヒアリング等を行い、「子育て・介護をする職員にとって“も”働きやすい職場づくりの提言」として取りまとめ、知事に直接提言した。
提言では、意識改革に関する取り組みの一環として、知事により働きやすい職場の実現へ向けた知事の強い意志を宣言するものとして、仕事と生活の“こぴっと!”両立宣言を行うことなどを提案

○仕事と生活の“こぴっと!”両立宣言
プロジェクトチームの提言を踏まえ、平成29年1月に知事が、仕事と生活の“こぴっと!”両立宣言を行った。この宣言は、県庁全体としてワーク・ライフ・バランスの向上に取り組み、更には、県内の民間企業等においても同様の取り組みが波及していくことを目指している。
仕事と生活の“こぴっと!”両立宣言には、プロジェクトチームの提言を踏まえ、3つの柱により取り組んでいくこととしている。
(1) やるじゃん”業務の効率化
業務量の削減や長時間勤務の解消による業務環境の改善
(2) なるじゃん”ライフを応援する上司
職員のワーク・ライフ・バランスを推進できる管理職の育成
(3) 変えるじゃん”わたしの意識、みんなの意識
職員、職場の意識改革にむけた取組

○平成30年度からは、非管理職の人事評価にもWLBの実現を評価項目に設けるなどWLBへのインセンティブを与え、働き方改革を加速させることとした。"

○今後の取り組み
仕事と生活の“こぴっと!”両立宣言で示した内容を実現していくため、以下のような取り組みを行っている。
・ワーク・ライフ・バランス推進室の設置
仕事と生活の“こぴっと!”両立宣言の内容を実現していくための意識改革の取り組みや、課題の把握等を行っていくため、昨年度のプロジェクトチームと同様に若手職員を中心としたプロジェクトチームとして、ワーク・ライフ・バランス推進室を設置(一部のメンバーは昨年度から継続)した。
・管理職の人事評価における目標項目への設定
毎年度、管理職が設定する人事評価における業務上の目標項目のひとつとして、「ワーク・ライフ・バランスの向上」を加え、管理職員の意識向上を図る。

※「こぴっと」とは、「きちんと」とか「しっかり」という意味の山梨ことば(甲州弁)。
関連
ホームページ
http://www.pref.yamanashi.jp/jinji/index.html
本件問合先 総務部人事課
055-223-1372
jinji@pref.yamanashi.lg.jp