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タイトル	県民みんなで取り組む「がん対策県民運動」
施策・事業名称	がん対策県民運動推進事業費
都道府県名	山形県
分野	健康福祉
事業実施期間	平成29年4月1日～
内容	1 目的 市町村や関係団体等と連携し、県民みんなで取り組む「がん対策県民運動」を展開し、「がんを知り、がんと向きあい、がんになっても安心して暮らせる社会の実現」を図る。 2 事業内容 (1) がん総合相談支援センターの新設 「がん」かも知れないと不安を感じた時から、医療や就労などの様々な悩みについて、気軽に相談できる窓口を病院外に設置し、病院では相談しにくい問題を抱える患者やその家族などの不安軽減を図る。 <業務内容> ○ 医療や就労などの療養生活全般に関するがん患者等の相談について相談員を配置し、県内全域における相談に対応。 ○ ピアサポーターを養成し、ピアサポート活動を支援。 ○ 各種イベントなどにおいて、出張相談や、がん検診受診啓発を実施。 (2) がん検診受診率向上キャンペーン 県のがん検診受診率は、平成25年国民生活基礎調査によると、胃がん・肺がん・大腸がん⇒第1位、乳がん・子宮がん⇒第2位と全国トップクラスであるが、約半数は受診していない状況。平成29年度は、「がん検診推進強化月間」を新たに設け、月間を中心に下記の取組みを実施する。 ア 女性のがん検診受診率向上対策 仕事や家庭、子どものことで忙しく、自分のことは後回しになりがちな女性が、がん検診を受診しやすいよう、子宮がん、乳がん検診について、休日検診の機会を拡大する。 県内一斉検診日を設定するとともに、休日検診日を複数日の設定や、臨時託児所の設置など、受診しやすい環境を整備する。 イ 大切な人へのメッセージ事業 県教育委員会のがん教育とタイアップして、子どもから大切な家族へ、がん検診の受診を促すようなメッセージを送り、がん検診の受診率向上を目指す。 平成29年度は、中学校2校、高校2校で実施予定。 ウ がん検診受診啓発イベント 市町村や医療機関、連携協定企業等と協働で、「がん対策県民運動」キックオフイベントの開催のほか、各種イベント等において、がんに関する正しい知識を普及するとともに、がん検診の受診を促すための啓発活動を実施する。 (3) アピアランス等支援 ア 医療用ウイッグ購入費用の助成 がんになっても、これまでどおり安心して暮らし続けられる社会を構築するため、がん患者の治療と就労の両立、療養生活の質の向上に向け、がんの治療に伴う外見の悩みに対して支援することを目的に、がんの治療に伴う脱毛に悩むがん患者に対する医療用ウイッグ購入費用を助成する。 助成金額は、助成対象者1人につき、2万円又はウイッグ購入経費の2分の1の額のいずれか低い額。 実施主体は、市町村となり、市町村が患者に助成した金額の2分の1を県が市町村に補助する。 県内全35市町村で実施予定。 イ アピアランス相談支援員の養成 美容師等の県民の協力を得ながら、がんの治療に伴う脱毛等の外見上の悩みに対処できる人材を養成する。 ウ ワンストップ相談会の開催 県内7つのがん診療連携拠点・指定病院のがん相談支援センターにおいて、医療、就労、美容等についてのワンストップ相談会を開催する。就労や美容に関する専門職を病院に派遣し、相談体制の強化を図る。 エ がん患者就労・生活支援事業関係機関連絡会議 県で実施するがん対策施策や労働局等が実施する事業について、がん患者の相談窓口となる「がん相談支援センター」や患者会等と情報共有するとともに、それぞれの果たす役割を確認し、相談者が相談しやすい環境を整備する。
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本件問合先	健康福祉部 健康長寿推進課 健康づくりプロジェクト推進室
	023-630-2919
	ychoju@pref.yamagata.jp